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原始反射のバビンスキー反射とは?|足底反射との違い

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乳児健診で医師が赤ちゃんの足裏をかかとから指先に向かってなぞっている様子を見たことはありませんか。そしてその時、赤ちゃんの親指が上に反り返り、他の指が扇のように開く反応が見られたのではないでしょうか。これがバビンスキー反射という、赤ちゃんの発達を確認するための大切な反応です。

バビンスキー反射は原始反射の一つで、神経の発達状態を知る重要なサインになります。今回はこの反射がどのようなもので、いつ頃消えるのか、また消えない場合はどうすれば良いのかについて、詳しくお話ししていきますね。

院長:高木

バビンスキー反射は赤ちゃんの神経発達を知る大切な目安です。正しく理解して安心につなげましょう

目次

原始反射とは何か

バビンスキー反射を理解するためには、まず原始反射について知っておく必要があります。原始反射とは、生まれたばかりの赤ちゃんが無意識に行う自動的な反応のことです。脳や神経系がまだ未熟な時期に、生き延びるために必要な動きを本能的にできるよう、あらかじめプログラムされているのです。

おっぱいを吸う、危険から身を守る、驚いた時に抱きつくような動きをするといった行動は、すべて原始反射によるものです。原始反射は20種類以上あると言われていて、それぞれに大切な役割があります。成長とともに大脳皮質が発達すると、これらの反射は自然と抑制されて消えていきます。

つまり原始反射が消えることは、脳が成熟してきた証拠なのです。逆に消えるべき時期を過ぎても残っていると、発達に何か問題がないか確認が必要になります。バビンスキー反射はこの原始反射の中でも特に重要で、神経学的な診察では必ずチェックされる項目の一つです。

バビンスキー反射とは

バビンスキー反射は、足裏の外側をかかとから指先に向かってゆっくりなぞった時に起こる反応です。親指が甲側に反り返り、他の4本の指が扇状に開きます。この反応は19世紀末にフランスの神経学者ジョセフ・バビンスキーによって発見され、彼の名前が付けられました。

この反射は赤ちゃんが生まれてすぐ、生後2日から3日頃から出現します。実は妊娠20週頃の胎児でも確認できるほど、早い時期から備わっている反応なのです。赤ちゃんの90%以上に見られる正常な反応で、神経系が未熟であることを示しています。

バビンスキー反射と似た名前で足底把握反射というものもありますが、これらは全く異なる反応です。足底把握反射は足裏を押すと指をぎゅっと握りしめる反応で、バビンスキー反射とは逆の動きをします。両方とも足底反射と総称されることがあるため、混同しないよう注意が必要ですね。

バビンスキー反射が消える時期

バビンスキー反射には消える時期の目安があります。生後6ヶ月から12ヶ月頃にかけて徐々に弱まり始め、1歳から2歳の間に消失するのが一般的です。ただし赤ちゃんの発達には個人差が大きく、2歳前に消える子もいれば、2歳を少し過ぎても残っている子もいます。

この反射が消えるのは、大脳皮質が発達して錐体路という神経の通り道が成熟してくるためです。錐体路は大脳から脊髄へ運動の指令を伝える重要な経路で、生まれた時はまだ未熟です。成長とともに錐体路が機能するようになると、脊髄レベルの反射を抑制できるようになります。

バビンスキー反射が消える時期は、ちょうど赤ちゃんが一人で歩けるようになる時期と重なります。歩行には足の細かなコントロールが必要なため、反射的な動きが抑制されて意識的な動きができるようになるのです。

消えない場合の意味

2歳半を過ぎてもバビンスキー反射が強く残っている場合は、少し注意が必要です。これは錐体路の発達に何らかの問題がある可能性を示唆しています。ただし反射が残っているからといって、すぐに病気というわけではありません。

大切なのは他の発達の様子も合わせて見ることです。首すわりや寝返り、おすわり、つかまり立ち、歩行といった運動発達が順調であれば、様子を見ていて大丈夫なケースがほとんどです。筋肉の緊張が正常で、左右差もなければ、個人差の範囲内と考えられます。

考えられる状況

2歳以降も反射が残る場合に考えられる状況として、脳性麻痺や発達の遅れなどがあります。ただしこれらの場合は、バビンスキー反射だけでなく、他の運動発達の遅れや筋緊張の異常なども同時に見られることが多いです。

また左右で反応に大きな差がある場合は、片側の神経に問題がある可能性を示します。気になる症状がある時は、小児科や小児神経科で相談することをおすすめします。早期に発見して適切なサポートを始めることで、発達を促すことができますよ。

大人でのバビンスキー反射

実はバビンスキー反射は、大人で出現する場合に重要な意味を持ちます。正常な大人では錐体路が成熟しているため、この反射は見られません。もし大人でバビンスキー反射が陽性になった場合は、錐体路に障害が起きている可能性を示す重要なサインなのです。

脳梗塞や脳出血、脊髄損傷、多発性硬化症といった神経系の病気で錐体路が障害されると、バビンスキー反射が再び出現します。これは大脳による抑制が効かなくなり、赤ちゃんの時と同じ反射が表れるためです。大人での陽性所見は医学的に非常に重要で、すぐに精密検査が必要になります。

家庭でできるチェック方法

バビンスキー反射は家庭でも確認することができます。赤ちゃんとのスキンシップの一環として、優しくチェックしてみましょう。ただし赤ちゃんが嫌がる時は無理にしないでくださいね。

確認の手順

赤ちゃんを仰向けに寝かせ、リラックスした状態で行います。お風呂上がりなど機嫌が良い時がおすすめです。足裏の外側を、かかとから指先に向かってゆっくりなぞります。少しくすぐるような感じで、強く刺激しすぎないように気をつけてください。

反射がある場合は、親指が上に反り返り、他の指が扇のように開きます。左右両方とも確認して、反応に差がないかも見ておきましょう。もし左右で明らかな差がある場合は、健診の際に医師に相談してみてください。

チェックする時の注意点

赤ちゃんが眠い時や空腹の時は避けてください。機嫌が悪いと正確な反応が見られないことがあります。また冷たい手で触ると赤ちゃんがびっくりしてしまうので、手を温めてから触れるようにしましょう。何度も繰り返し刺激すると、反応が鈍くなったり赤ちゃんが嫌がったりするので、1回から2回程度にとどめておくことが大切です。

他の主な原始反射

バビンスキー反射以外にも、赤ちゃんには様々な原始反射があります。それぞれの反射が発達のどの段階を示しているのかを知ることで、赤ちゃんの成長をより深く理解できますよ。

モロー反射は驚いた時に両手を大きく広げてから抱きしめるような動きをします。生後4ヶ月から6ヶ月頃に消えます。手の把握反射は手のひらに触れたものを握りしめる反応で、生後3ヶ月から6ヶ月頃まで見られます。吸啜反射は口に触れたものを吸う動作で、おっぱいを飲むために欠かせない反射です。

自動歩行反射は赤ちゃんを支えて立たせると足を交互に動かす反応で、生後2ヶ月頃までに消えます。これらの反射はそれぞれ異なる時期に消失し、新しい能力の獲得を可能にします。バビンスキー反射は比較的遅くまで残る反射の一つで、歩行能力の完成に関わっています。

こんな時は相談を

以下のような様子が見られる場合は、小児科や小児神経科に相談することをおすすめします。早めに専門家の意見を聞くことで、安心につながりますよ。

  • 2歳半を過ぎてもバビンスキー反射が強く残っている
  • 左右で反応に明らかな差がある
  • 筋肉の緊張が異常に強いまたは弱い
  • 他の運動発達も遅れている
  • 乳児健診でバビンスキー反射について指摘された
  • 歩き方がおかしい、つま先立ちで歩く

これらは必ずしも問題があるということではありませんが、専門家の目で確認してもらうことで適切な対応ができます。

神経発達をサポートします

湘南カイロ鎌倉整体院では、赤ちゃんの体のバランスや神経の発達状態を丁寧にチェックし、健やかな成長をサポートしています。バビンスキー反射の状態や、体の使い方、向き癖など、気になることがあればどんな小さなことでもご相談ください。

当院のベビー整体は赤ちゃんに負担をかけない、とても優しい手技で行います。体の緊張を緩め、自然な動きを引き出すことで、赤ちゃん本来の発達する力をサポートします。また日常生活での抱き方や遊び方、足への刺激の与え方についても、具体的にお伝えします。

バビンスキー反射は赤ちゃんの神経発達を知る大切な目安です。反射が残っていても消えていても、それぞれに意味があります。大切なのは赤ちゃん全体の発達を見ながら、必要なサポートをしていくことです。一人で悩まず、いつでも気軽にご相談ください。


院長:高木

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