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反り返りと抱っこ紐の関係|抱っこ紐の正しい使い方

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抱っこ紐に入れようとする時、普段抱っこするときに反りかえって抱っこがしづらい。たまにだといいですが毎回だと大変ですよね。

実は、赤ちゃんの反り返りで悩んでいるママはとても多いのです。今回は、なぜ赤ちゃんが身体を反らせるのか、抱っこ紐の装着方法による影響、抱っこ紐の種類による違い、そして身体の緊張をほぐす方法について、詳しくお話しします。

院長:高木

反り返りは抱っこ紐の使い方が原因のこともあります

目次

赤ちゃんが反り返る理由

まず、なぜ赤ちゃんが身体を反らせるのか、その主な理由を理解していきましょう。原因を知ることで、適切な対処ができるようになります。

身体の緊張が強い

赤ちゃんの身体に緊張があると、自然と背中を反らせる姿勢になりやすいです。特に首や背中、肩周りの筋肉が硬くなっていると、丸くなる姿勢が取りにくくなります。出産時に難産だった場合や、吸引分娩、帝王切開などで生まれた赤ちゃんは、首や頭に負担がかかっていることがあります。

また、向き癖がある赤ちゃんも、身体の片側に緊張が偏っています。いつも同じ方向ばかり向いていると、首の筋肉のバランスが崩れ、全身の緊張につながります。身体が緊張していると、抱っこ紐の中で丸くなることができず、反り返ってしまいます。

抱っこ紐の装着が正しくない

実は、赤ちゃんの反り返りの原因の一つに、抱っこ紐を正しく装着できていないことがあります。説明書を読んだつもりでも、細かい調整ができていないケースがとても多く、抱っこ紐の装着方法を見直すだけで、反り返りが劇的に改善することもあります

腰ベルトの位置が高すぎたり低すぎたり、肩ストラップが緩すぎて赤ちゃんとの間に隙間ができていたり、背中の布が赤ちゃんの身体にフィットしていなかったりすると、赤ちゃんは不快に感じて反り返ります。また、赤ちゃんの脚の位置や膝の高さが適切でないことも、大きな原因になります。

抱っこ紐が体格に合っていない

赤ちゃんの体格や月齢に対して、抱っこ紐のサイズが合っていない場合も反り返りの原因になります。新生児期には専用のインサートが必要な抱っこ紐も多く、これを使わずに装着すると、赤ちゃんの身体が沈み込んでしまいます。

逆に、赤ちゃんが大きくなってきたのに調整が追いついていない場合も、窮屈で反り返ることがあります。パートナーと共用している場合、前回使った人の体格のまま調整せずに使うと、赤ちゃんの位置や姿勢が不自然になってしまいます。

感覚が敏感

赤ちゃんの中には、感覚が敏感な子もいます。抱っこ紐の布地の感触、締め付けられる感覚、視界が制限されることなどに敏感に反応し、嫌がって反り返ることがあります。特に新生児期から生後3ヶ月頃までは、環境の変化に敏感な時期です。

また、暑すぎたり、お腹が空いていたり、眠かったりする時も、不快感から反り返ることがあります。赤ちゃんの機嫌や体調を見ながら、抱っこ紐を使うタイミングを調整することも大切です。

抱っこ紐の正しい装着方法

抱っこ紐を正しく装着することで、赤ちゃんの反り返りを大きく軽減できます。細かい調整が必要ですが、ポイントを押さえれば誰でもできるようになります。

腰ベルトの正しい位置

腰ベルトは骨盤ではなく、ウエストの少し下、腰骨の上あたりに巻きます。この位置だと、赤ちゃんが高い位置にきて、ママの視界に入りやすくなります。赤ちゃんの位置が低すぎると、ママが体を反らせてバランスを取ろうとし、それに連動して赤ちゃんも反り返りやすくなります。

腰ベルトをしっかり締めて、地面と平行になるように調整してください。ねじれていないか、前後で高さが違っていないか、鏡で確認しましょう。緩いと赤ちゃんの体重を支えられず、不安定になって反り返りの原因になります。

背中のCカーブを保つ

赤ちゃんの背中が自然なCカーブを描くように調整することが最も重要です。赤ちゃんのお尻が一番低い位置にきて、背中が丸くなっている状態が理想的です。背中の布を赤ちゃんの身体に沿わせて、膝からお尻、背中まで優しく包み込むようにします。

背中がまっすぐになっていると、赤ちゃんは不快に感じて反り返ります。横から見て、背骨が自然なカーブを描いているか確認してください。背中の布をしっかり引き上げて、首の付け根まで支えることで、頭もしっかり安定します。

M字開脚を確保する

赤ちゃんの脚がM字に開いている状態が理想的です。膝がお尻よりも高い位置にあり、カエルのような姿勢になっていることを確認してください。この姿勢だと、股関節が自然な位置に保たれ、骨盤も安定します。

膝裏が抱っこ紐の布で圧迫されないように注意しましょう。膝から太ももまでしっかりと布で支えられていて、膝裏に食い込んでいない状態が正しいです。脚が垂れ下がっていると、身体全体が不安定になり、反り返りやすくなります。

密着度を高める

赤ちゃんがママの体にぴったりと密着するように、肩ストラップをしっかり調整します。赤ちゃんとの間に隙間があると、赤ちゃんの体重が下に引っ張られ、不安定になって緊張しやすく、反り返りやすくなります。密着させることで、赤ちゃんに安心感を与えることができます。

目安として、赤ちゃんの顔がママの鎖骨あたりにくる高さが理想的です。キスができるくらいの距離感で、赤ちゃんの呼吸を妨げない程度に密着させましょう。背中のバックルもしっかり留めて、肩ストラップがずり落ちないようにします。

抱っこ紐の種類による違い

実は、抱っこ紐の種類によって、反り返りのしやすさが大きく変わります。赤ちゃんの体格や月齢、身体の状態に合った抱っこ紐を選ぶことが大切です。

キャリータイプ(肩と腰で支えるタイプ)

肩ストラップと腰ベルトで支える一般的なキャリータイプは、正しく装着すれば背中のCカーブとM字開脚を保ちやすいです。ただし、調整箇所が多いため、慣れるまでは装着に時間がかかります。

このタイプで反り返りが起きる場合、ほとんどが装着方法の問題です。特に、肩ストラップが緩すぎて赤ちゃんとの密着が不十分なケースが多く見られます。毎回しっかり調整することで、反り返りは改善できます

また、月齢が上がってくると前抱きに出来るものがありますが、この抱っこ紐の使い方は抱っこをする側も赤ちゃんも反りかえりしやすい方法なので、水族館などで前方を見せてあるときなどの短時間の利用をおすすめします。寝てしまった時はベビーカーを利用するなどで姿勢を変えてあげましょう。

ヒップシートタイプ

腰に台座を装着して、その上に赤ちゃんを座らせるヒップシートタイプは、赤ちゃんの身体が比較的自由になります。そのため、身体の緊張が強い赤ちゃんは、かえって反り返りやすくなることがあります。

ヒップシートを使う場合は、肩ストラップ付きのタイプを選び、赤ちゃんの背中をしっかり支えることが大切です。台座の角度も調整できるものがあるので、赤ちゃんが座りやすい角度に設定しましょう。早すぎる時期での利用で、赤ちゃんが抱っこ紐の中で体を安定させられないと、口が半開きになってしまい生後6ヶ月以降の腰がすわってからの使用がおすすめです。

スリングタイプ

布一枚で包み込むスリングタイプは、赤ちゃんの身体が自然に丸くなりやすく、反り返りにくいという利点があります。布が赤ちゃんの身体全体を包み込むため、背中のCカーブが保たれやすいです。新生児期から使えるものが多く、反り返りが気になる赤ちゃんにおすすめです。

ただし、正しい抱き方をマスターする必要があり、慣れるまでは難しいと感じる方も多いです。また、片方の肩だけで支えるため、長時間の使用はママの身体に負担がかかります。使い方を習える講習会などに参加すると良いでしょう。

スリングの種類に長さの調節をしないタイプもありますが、赤ちゃんの状態によって変化を付けられるように幅広で調節ができるタイプがおすすめです。

ラップタイプ

長い布を身体に巻きつけて使うラップタイプも、赤ちゃんの身体を自然な姿勢に保ちやすいです。布の巻き方によって、赤ちゃんの体格や月齢に合わせた調整ができます。密着度が高く、赤ちゃんが安心しやすいのも利点です。

デメリットは、巻き方が複雑で、慣れるまでに時間がかかることです。外出先での着脱も大変なため、家の中や近所での使用が中心になります。反り返りが強い赤ちゃんには効果的ですが、使いこなすには練習が必要です。

身体の緊張をほぐす方法

抱っこ紐の調整だけでなく、赤ちゃんの身体の緊張をほぐすことも大切です。日常的にできる簡単なケアを取り入れることで、反り返りが軽減されることがあります。

両手を前に持ってくる遊び

反り返りが強い赤ちゃんは、腕が後ろに引けていることが多いです。両手を胸の前に持ってくる遊びを取り入れましょう。赤ちゃんの両手を優しく持って、胸の前で合わせたり、口元に持ってきたりします。手遊び歌をしながら行うと、赤ちゃんも楽しんでくれます。

おもちゃを使って、両手で掴む動作を促すのも効果的です。ガラガラやオーボールなど、握りやすいおもちゃを胸の前に差し出して、両手で掴むように誘導しましょう。両手を前に使うことで、背中の緊張が和らぎます。

優しいタッチケア

赤ちゃんの身体を優しく触ることで、緊張をほぐすことができます。お風呂上がりなど、赤ちゃんがリラックスしている時に行うと効果的です。ベビーオイルやローションを使って、背中、首、肩、腕、脚を優しくなでるようにマッサージします。

特に首の横、肩甲骨の周り、背骨の両側を優しくさすってあげましょう。力を入れすぎず、温かい手のひらで優しく触れることが大切です。赤ちゃんが嫌がる場合は無理にせず、機嫌の良い時に少しずつ行ってください。

抱き方の工夫

普段の抱っこの仕方も見直してみましょう。縦抱きだけでなく、横抱きも取り入れることで、身体の緊張が和らぎます。赤ちゃんの背中を丸くして、顔がママの胸に向くように抱っこします。膝を曲げて、身体が丸くなる姿勢を意識してください。

また、うつぶせ抱きもおすすめです。ママの腕の上に赤ちゃんをうつぶせに乗せて、お腹を支えるようにします。この姿勢だと、反り返ることができず、自然と身体が丸くなります。ただし、顔が横を向いていて呼吸ができることを確認してください。

向き癖との関係

反り返りが強い赤ちゃんは、向き癖があることも多いです。いつも同じ方向ばかり向いていると、首や背中の筋肉のバランスが崩れ、身体全体の緊張につながります。向き癖を改善することで、反り返りも軽減されることがあります。

向いていない方向からおもちゃや声で誘導して、反対側を向く練習をしましょう。授乳やミルクをあげる時も、左右交互に抱っこすることを心がけてください。寝かせる時の頭の位置を変えたり、メリーの位置を工夫したりすることも効果的です。

ただし、向き癖が強くてなかなか改善しない場合は、首や頭蓋骨に問題があることもあります。専門家に診てもらうことで、適切なケアを受けられます。

いつ専門家に相談すべきか

多くの赤ちゃんの反り返りは、抱っこ紐の装着方法を見直したり、身体の使い方を工夫したりすることで改善します。ただし、以下のような場合は、専門家に相談することをおすすめします。

常に身体が緊張していて、抱っこしても丸くならない場合。寝ている時も身体が反っていて、仰向けで寝られない場合。向き癖が強く、反対側を全く向けない場合。頭の形が気になるほど歪んでいる場合。授乳やミルクを飲む時も反り返って、うまく飲めない場合。

また、抱っこ紐の装着方法を見直しても改善しない、どの抱っこ紐を試しても嫌がる、発達の遅れが気になるなど、不安なことがあれば早めに相談しましょう。小児科医や助産師など専門家などに診てもらうことができます。

当院でのアプローチ

当院では、赤ちゃんの身体全体のバランスを整えることを大切にしています。反り返りの原因は一つではなく、首や背中の緊張、頭蓋骨のバランス、向き癖など、複数の要因が絡み合っていることが多いです。

まず、赤ちゃんの身体の状態を詳しく観察します。どこに緊張があるのか、動きの制限はあるか、向き癖の程度はどのくらいか、頭の形はどうかなど、細かくチェックします。また、普段使っている抱っこ紐の装着方法も確認し、改善点をアドバイスします。

赤ちゃんの身体はとてもデリケートなので、ソフトなタッチで優しく施術を行います。頭蓋骨や首、背骨のバランスを整え、筋肉の緊張をほぐしていきます。施術後は、赤ちゃんの身体が柔らかくなり、丸くなりやすくなります。ママには、自宅でできるケアの方法や、赤ちゃんに合った抱っこ紐の選び方もお伝えしています。

まとめ

赤ちゃんが反り返る理由は、身体の緊張、抱っこ紐の装着方法の問題、抱っこ紐が体格に合っていない、感覚の敏感さなど、様々です。多くの場合、抱っこ紐を正しく装着することで、反り返りは大きく改善します。

腰ベルトはウエストの少し下に巻き、背中のCカーブを保ち、M字開脚を確保し、密着度を高めることが大切です。抱っこ紐の種類によっても反り返りのしやすさが変わります。キャリータイプは調整が重要で、スリングやラップタイプは赤ちゃんの身体を自然に丸く保ちやすいです。

身体の緊張をほぐすために、両手を前に持ってくる遊びや、優しいタッチケア、抱き方の工夫を取り入れましょう。向き癖がある場合は、反対側を向く練習も効果的です。抱っこ紐の装着方法を見直しても改善しない、常に緊張が強い、向き癖が改善しない、頭の形が気になるなどの場合は、専門家に相談することをおすすめします。

赤ちゃんの反り返りは、抱っこ紐の使い方を見直すだけで改善することも多いです。でも、身体の緊張が原因の場合は、専門的なケアが必要になります。一人で悩まず、いつでもお気軽にご相談ください。赤ちゃんもママも快適に過ごせる毎日を、一緒にサポートさせていただきます。


院長:高木

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