
院長:高木お気軽にご相談ください!
出産を終えてホッとしたのもつかの間、赤ちゃんの頭のかたちを見て「あれ、ちょっと細長くない?」「左右のバランスが違う気がする…」と気になっていませんか。無痛分娩を選んだことで赤ちゃんに何か影響があったのではと、不安な夜を過ごしているママも少なくありません。実は無痛分娩そのものが直接的に頭のかたちに影響を与えるわけではありませんが、出産の経過や生まれてからの姿勢によって形が変わることは十分にあり得ます。
この記事では、無痛分娩と頭の形の関係についてわかりやすく解説します。正しい知識を持つことで余計な心配を減らし、必要な対策ができるようになりますので、ぜひ最後まで読んでみてください。


お子さんの頭のかたちが心配で夜も眠れないママさん、一緒に解決の糸口を見つけていきましょう
無痛分娩を選んだママから「うちの子の頭が長いのは無痛分娩のせいですか」というご質問をいただくことがあります。結論からお伝えすると、無痛分娩自体が赤ちゃんの頭のかたちを直接変形させるわけではありません。ただし間接的に影響を与える可能性があることは知っておいていただきたいポイントです。
無痛分娩では硬膜外麻酔を使用するため、お母さんのいきむ力が弱くなることがあります。その結果、分娩時間が長引いたり、最後の段階で吸引分娩や鉗子分娩といった医療介入が必要になるケースが増える傾向があるのです。
吸引分娩では赤ちゃんの頭に吸引カップを装着して引き出すため、頭蓋骨がまだ柔らかい赤ちゃんの頭部には一時的に圧力がかかります。これによって前後に長いかたちになったり、カップを装着した部分が盛り上がって見えることがあります。つまり無痛分娩そのものではなく、その後の介入によって頭のかたちが変わる可能性があるということです。
赤ちゃんの頭のかたちが変わる原因は、実は出産方法だけではありません。産道を通るときの圧力はもちろんですが、それよりも影響が大きいのが生まれてからの寝る向きや姿勢だと言われています。同じ方向ばかり向いて寝ていると、柔らかい頭蓋骨に持続的な圧力がかかり、絶壁や斜頭といった変形につながることがあるのです。
自然分娩で生まれた赤ちゃんでも頭のかたちが気になるケースはたくさんありますし、帝王切開で生まれても向き癖があれば変形は起こり得ます。ですから「無痛分娩を選んだから」と自分を責める必要はまったくありません。
生まれたばかりの赤ちゃんの頭は柔らかく、産道を通り抜けるために変形する仕組みになっています。これは骨重積といって、重なり合った頭蓋骨が産道の形に合わせて動くことで起こる自然な現象です。では、どこまでが成長とともに改善する範囲で、どこから専門家に相談したほうがよいのでしょうか。
出産時の変形については、多くの場合で生後1〜3か月頃には目立たなくなっていきます。頭蓋骨の骨同士がまだつながっていないため、成長とともに脳が大きくなる力で内側から押し広げられ、自然と丸みを帯びていくのです。
ただし向き癖が強い場合は話が違います。いつも同じ向きで寝ていると、床に接している部分が平らになり、反対側が突出してきます。この状態が続くと左右非対称の斜頭症や、後頭部が平らになる絶壁頭が進行してしまうことがあります。
施術やヘルメットなどで改善を考えている場合はこの時期からスタートするのがおすすめです。(ヘルメットについては各専門機関での診断によりますので専門医の指示を受けてください)
頭のかたちは生後6か月頃までが最も改善しやすい時期と言われています。頭蓋骨が柔らかいうちにケアを始めることで、より効果的なアプローチが可能になります。「様子を見ましょう」と言われて不安なまま過ごすよりも、早い段階で専門家に相談しておくと安心です。
当院では頭のかたちだけでなく、向き癖の原因となっている首や背骨のバランス、全身の筋肉の状態まで丁寧に検査していきます。赤ちゃんの体は大人と違ってとても繊細です。国家資格を持った施術者が責任を持って対応いたします。
赤ちゃんの頭のかたちを整えるためには、日常生活でのちょっとした工夫がとても大切です。特別な道具を使わなくても、毎日の抱っこや授乳、寝かせ方を意識するだけで変化が期待できます。
赤ちゃんが同じ方向ばかり向いてしまうのは、首の筋肉の緊張や、光や音の刺激がいつも同じ方向から来ていることが原因の場合があります。ベビーベッドの位置を変えてみたり、お母さんが寝る位置を反対側にしてみたりするだけでも、赤ちゃんの向く方向が変わることがあります。
また、起きている時間には積極的にうつぶせの姿勢(タミータイム)を取り入れることをおすすめします。うつぶせで遊ぶことで後頭部への圧力を減らせるだけでなく、首や背中の筋肉の発達にもつながります。ただし必ず目の届く場所で行い、眠くなったら仰向けに戻してあげてください。
授乳のときにいつも同じ腕で抱いていませんか。右腕ばかりで抱いていると赤ちゃんは常に左を向いた姿勢になり、向き癖を強めてしまうことがあります。意識して左右交互に抱っこするようにしましょう。
縦抱きの時間を増やすことも効果的です。縦抱きにすることで頭への圧力が分散され、首の筋肉も使うようになります。生後間もない時期の縦抱きは、頭のかたちだけでなく首すわりの促進にもつながります。(完全な縦抱きではなくうつぶせの練習となるよう胸に斜めにもたれるくらいです)
赤ちゃんの頭のかたちについて病院で相談すると、いくつかの対処法を提案されることがあります。それぞれにメリット・デメリットがありますので、お子さんの状態や生活スタイルに合った方法を選ぶことが大切です。
医療機関では主に体位変換の指導、タミータイムの推奨、そして変形が強い場合にはヘルメット治療が提案されます。ヘルメット治療は医療用のヘルメットを装着して頭の成長を促す方法で、1日20時間以上の装着を約6ヶ月の継続が必要になることが多いです。
ヘルメット治療は効果が期待できる方法ですが、保険適用外のため費用が高額になること、長時間の装着による皮膚トラブルや赤ちゃんへの負担、定期的な通院と調整の手間があることを考慮する必要があります。また、向き癖そのものは改善しないため、体のバランスの問題は残ったままになることもあります。
当院のアプローチは病院での治療とは少し異なります。頭のかたちだけに注目するのではなく、なぜその向き癖が起きているのかという根本原因を探り、体全体のバランスを整えていくことを大切にしています。
向き癖には首や背骨の歪み、筋肉の緊張の左右差、骨盤のバランスなどが関係していることが少なくありません。これらを丁寧に検査し、赤ちゃんの体に負担をかけない優しい施術で整えていくと、向き癖が改善され、結果として頭のかたちも整っていくことが期待できます。
赤ちゃんの頭のかたちを気にするとき、多くのママが「見た目がかわいそう」「帽子が合わないかも」といった外見的な心配をされます。もちろんそれも大切なことですが、実は頭のかたちの歪みは見た目だけの問題ではないことをお伝えしたいのです。
頭のかたちに左右差があると、耳の位置にも差が出てくることがあります。耳の位置がずれるとメガネがかけにくくなったり、将来的に歯列や顎の位置にも影響が出る可能性があるのです。また、強い向き癖があると体全体のバランスにも偏りが生じ、運動発達に影響することも考えられます。
だからといって必要以上に心配することはありません。早めに適切なケアを行えば、これらの問題を予防したり改善したりすることは十分に可能です。大切なのは「いつか治るだろう」と放置するのではなく、気になった時点で専門家に相談することです。
周りから何気なく言われた一言で傷ついたり、検索すればするほど不安になったりしてしまいます。頭のかたちのことで悩んでいるママは、毎日の育児の中でずっとそのことが気になって、楽しいはずの時間が辛くなってしまうこともあるのではないでしょうか。
当院では赤ちゃんの体のケアはもちろん、ママの不安な気持ちに寄り添うことも大切にしています。「うちの子だけがおかしいのでは」「私の選択が悪かったのでは」という思いを抱えたまま一人で悩み続ける必要はありません。
無痛分娩を選んだことで赤ちゃんの頭のかたちに影響があるのではと心配されているママに、今日は正しい知識をお伝えしてきました。無痛分娩そのものが頭のかたちを変えるわけではないこと、変形の多くは産後の向き癖や姿勢によるものであること、そして早めのケアで改善が期待できます。
お子さんの頭のかたちが気になる方、向き癖がなかなか治らなくて困っている方、病院で様子を見ましょうと言われたけれど不安な方は、どうぞお気軽に当院にご相談ください。国家資格を持つ施術者が丁寧に検査を行い、お子さん一人ひとりに合ったケアの方法をご提案いたします。赤ちゃんもママも笑顔で過ごせるよう、私たちがサポートします。

