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新生児の反りかえりと自閉症の関係

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抱っこしようとすると背中を反らせて泣く、授乳中に体を反り返らせるといったことはありませんか。インターネットで調べると「自閉症」という言葉が出てきて、不安になってしまったという方も多いのではないでしょうか。

今回は、新生児の反りかえりと自閉症スペクトラムの関係について、正しい知識をお伝えします。どんな場合に心配すべきか、正常な発達との違いも詳しく解説しますので、不安を感じている方はぜひ最後までお読みください。

院長:高木

反りかえり自体は多くの赤ちゃんに見られる動きです。落ち着いて見極めましょう

目次

反りかえりとは何か

反りかえりとは、赤ちゃんが背中を弓のように反らせる動きのことです。抱っこしている時、授乳中、おむつ替えの時など、様々な場面で見られます。新生児期から生後数ヶ月の赤ちゃんによく見られる行動で、多くの場合は成長の過程で自然に見られる動きです。

赤ちゃんは言葉で自分の気持ちを伝えることができません。そのため、体の動きで意思表示をします。反りかえりも、赤ちゃんなりのコミュニケーション方法の一つと考えられます。お腹が空いた、眠い、暑い、寒い、おむつが気持ち悪いといった不快感を、反りかえることで表現しているのです。

また、筋肉の発達過程でも反りかえりは見られます。生後2ヶ月から3ヶ月頃になると、首がしっかりしてきて背中の筋肉も発達してきます。この時期、背中の筋肉を鍛えるために反りかえる動作が増えることがあります。寝返りの準備段階として、背筋を使う練習をしているとも言えます。

自閉症スペクトラムと反りかえりの関係

結論から言うと、反りかえりだけで自閉症スペクトラムと判断することはできません。自閉症の診断は、社会性、コミュニケーション、行動パターンなど、複数の側面から総合的に評価されるものです。新生児期の反りかえりだけで判断できるものではありません。

ただし、自閉症スペクトラムのある子の中に、乳児期に強い反りかえりを示すケースがあることは事実です。これは感覚過敏と関係していると考えられています。触られること、抱かれることに対する感覚が過敏で、それを不快に感じて反りかえる場合があるのです。

また、自閉症スペクトラムのある子は、筋緊張の異常を伴うことがあります。体が硬く緊張していたり、逆に柔らかすぎたりすることがあり、その結果として反りかえりが強く出る場合もあります。

しかし、繰り返しになりますが、反りかえりがあるからといって自閉症というわけではありません。多くの健康な赤ちゃんも反りかえりを見せますし、成長とともに自然に治まっていくことがほとんどです。

心配すべき反りかえりの特徴

では、どのような場合に注意が必要なのでしょうか。以下のような特徴が複数当てはまる場合は、専門家に相談することをおすすめします。

生後6ヶ月を過ぎても強い反りかえりが続く

新生児期から生後3ヶ月頃までの反りかえりは、多くの場合問題ありません。しかし、生後6ヶ月を過ぎても頻繁に強く反りかえる場合は、一度小児科に相談してみましょう。通常、首がすわり寝返りができるようになると、反りかえりは減っていきます。

常に体が硬く緊張している

リラックスしている時でも体が硬い、抱っこすると板のように固まる、手足を曲げ伸ばしにくいといった場合は、筋緊張の問題が隠れているかもしれません。脳性麻痺など他の疾患の可能性もありますので、医師の診察を受けることが大切です。

他の発達の遅れも見られる

首すわりが遅い、寝返りをしない、お座りができないといった運動発達の遅れがある場合は、総合的な評価が必要です。また、目が合わない、笑顔が少ない、声を出さないといった社会性やコミュニケーションの面での気になる点がある場合も、早めに相談しましょう。

抱っこや授乳が極端に困難

反りかえりが強すぎて抱っこができない、授乳が全くできないという場合は、日常生活に支障が出ています。赤ちゃんの体に何らかの問題がある可能性もありますし、お母さんの負担も大きいですから、サポートを求めることが大切です。

正常な反りかえりの特徴

逆に、以下のような場合は心配しすぎなくても大丈夫です。多くの赤ちゃんに見られる正常な反りかえりの特徴です。

まず、特定の場面でだけ反りかえる場合です。お腹が空いた時、眠い時、おむつが汚れた時など、不快な時にだけ反りかえるのは正常な反応です。不快感がなくなれば反りかえりも治まります。

また、リラックスしている時は体が柔らかく、抱っこできる時もあるという場合も問題ありません。常に硬く緊張しているわけではなく、状況によって変わるのであれば、感情表現や筋肉の発達過程と考えられます。

目をしっかり合わせる、笑顔を見せる、声を出してコミュニケーションを取ろうとするといった社会性の発達が順調であれば、反りかえりがあっても自閉症の可能性は低いと考えられます。反りかえり以外の発達が順調に進んでいるかを見ることが大切です。

反りかえりへの対処法

反りかえりが強くて困っている場合、いくつかの対処法があります。まず、抱き方を工夫してみましょう。縦抱きにする、体を丸めるように抱く、おくるみで包むなど、赤ちゃんが安心できる抱き方を探してみてください。

環境を整えることも大切です。明るすぎる、うるさい、暑い、寒いといった環境要因が不快感を与えている可能性があります。静かで落ち着いた環境を作り、適温を保つようにしましょう。

体の緊張をほぐすマッサージも効果的です。優しく手足を曲げ伸ばしたり、背中を撫でたりすることで、筋肉の緊張が和らぎます。ただし、無理に曲げたり強く押したりしないよう注意してください。

当院では、赤ちゃんの体のバランスを整える施術も行っています。頭蓋骨の歪み、背骨の状態、骨盤のバランスなどを優しくチェックし、必要に応じて調整します。施術は非常にソフトで、赤ちゃんが眠ってしまうほど心地よいものです。体のバランスが整うことで、筋肉の緊張も和らぎ、反りかえりが軽減することがあります。

いつ専門家に相談すべきか

反りかえりで悩んだ時、いつ専門家に相談すればいいのでしょうか。まず、1ヶ月健診や3ヶ月健診などの定期健診で、気になることを必ず医師に伝えましょう。健診は赤ちゃんの発達をチェックする大切な機会です。

健診以外でも、日常生活に支障が出ている場合は早めに相談してください。抱っこができない、授乳ができない、全く眠れないといった状況は、お母さんの心身にも大きな負担になります。一人で抱え込まず、小児科や助産師に相談しましょう。

また、反りかえり以外にも気になる点がある場合は、総合的に評価してもらうことが大切です。発達の遅れ、目が合わない、笑顔が少ないといった複数の心配事がある場合は、発達の専門医に相談することも検討してください。

まとめ

新生児の反りかえりは、多くの赤ちゃんに見られる正常な行動です。不快感の表現や筋肉の発達過程として現れることがほとんどです。反りかえりだけで自閉症スペクトラムと判断することはできません。

ただし、生後6ヶ月を過ぎても強い反りかえりが続く、常に体が硬い、他の発達の遅れもあるといった場合は、専門家に相談することをおすすめします。体のバランスの問題であれば、整体で改善できることもあります。

もし反りかえりで不安を感じていたら、一人で悩まずにご相談ください。赤ちゃんの体を優しくチェックし、お母さんの不安にも寄り添います。大切な赤ちゃんが健やかに成長できるよう、全力でサポートさせていただきます。


院長:高木

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