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めまいで部屋が回る時の対処|良性頭位めまい症とは

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突然部屋がぐるぐる回り始めたら、誰でも不安になりますよね。朝起きた瞬間や寝返りを打った時に、激しいめまいと吐き気に襲われた経験はありませんか。このような回転するような感覚は、良性発作性頭位めまい症という病気の可能性が高いです。

当院にも「朝起き上がろうとしたら目が回って動けなくなった」「脳梗塞ではないかと心配で」という方が多く来られます。回転性のめまいは本当に怖いものですが、正しい対処法を知っていれば自宅でも改善できることが多いのです。今回は今すぐできる対処法から予防まで、詳しくお伝えしていきますね。

院長:高木

回転性めまいの多くは耳の問題です。適切な対処で改善できるケースがほとんどです

目次

回転性めまいが起こる仕組み

まず回転性めまいがなぜ起こるのかを理解しておきましょう。私たちの耳の奥には三半規管という器官があり、体の傾きや回転を感知しています。この三半規管の中にはリンパ液が満たされていて、頭が動くとリンパ液が動き、それを感知して脳に情報を送る仕組みになっています。

良性発作性頭位めまい症では、耳石という小さなカルシウムの結晶が本来の位置から外れて、三半規管の中に入り込んでしまいます。すると頭を動かした時に耳石が転がり、三半規管を刺激してしまうのです。脳は激しく回転していると誤解してしまい、実際には回っていないのに回転している感覚を生じます。

この耳石が三半規管に入り込む原因は、加齢による変性、頭部の打撲、長時間同じ姿勢で寝ていたことなどが考えられます。特に更年期以降の女性に多く見られ、骨粗しょう症との関連も指摘されています。

今すぐできる応急処置

めまいの発作が起きた時は、まず安全を確保することが最優先です。無理に動こうとすると転倒の危険があるため、慌てずに対処しましょう。いくつかの具体的な方法をお伝えします。

安全な場所で安静にする

めまいを感じたら、すぐに座るか横になってください。立ったまま我慢しようとすると転倒する危険があります。可能であれば静かで暗い部屋に移動し、頭を少し高くして横になります。枕やクッションを使って10センチから15センチ程度頭を上げると楽になることが多いです。

急に頭を動かすとめまいが強くなるため、ゆっくりとした動作を心がけてください。横になる時も起き上がる時も、一つ一つの動作を丁寧に行いましょう。

目を閉じて深呼吸

視覚情報が混乱に拍車をかけることがあるため、目を閉じることで症状が和らぐことがあります。同時にゆっくりと深呼吸を繰り返してください。鼻から息を吸って、口からゆっくり吐き出します。呼吸に意識を向けることで不安も軽減されます。

吐き気への対処

めまいと一緒に強い吐き気を感じることも多いです。吐き気がある時は無理に食べたり飲んだりせず、落ち着いてから少しずつ水分を摂取してください。嘔吐した場合は脱水に注意が必要なので、吐き気が落ち着いたら経口補水液などで水分補給をしましょう。

耳石を元に戻す体操

良性発作性頭位めまい症であれば、耳石を元の位置に戻す体操が効果的です。エプリー法や寝返り運動と呼ばれる方法で、医療機関でも指導されています。自宅でもできますが、初めて行う時は誰かに付き添ってもらうと安心です。

エプリー法の手順

エプリー法は理学療法の一種で、60%から80%の人に効果があるとされています。ベッドや布団の上で行います。まず足を伸ばして座り、めまいが起こる方向に顔を45度向けます。そのまま後ろに倒れて仰向けになり、その姿勢で30秒から1分間静止してください。

次に顔を反対側に90度回し、また30秒から1分間静止します。さらに体全体を横向きにして、顔は下を向くような姿勢になります。この姿勢でも30秒から1分間静止したら、頭と体の位置関係を保ったままゆっくり起き上がります

この一連の動作を1日に3回程度行うと効果的です。めまいが起こることもありますが、それは耳石が動いている証拠なので心配ありません。ただし症状が強すぎる場合は無理せず、医療機関で指導を受けることをおすすめします。

寝返り運動

寝返り運動はより簡単な予防体操です。仰向けに寝て10秒間静止し、次に顔だけを右に向けて10秒間静止します。再び仰向けに戻って10秒、今度は顔を左に向けて10秒という動作を繰り返します。これを5回程度行い、起床時と就寝前に習慣づけると良いでしょう。

危険なめまいとの見分け方

多くの回転性めまいは良性発作性頭位めまい症ですが、中には脳の病気が隠れている場合もあります。見分けるポイントを知っておくことが大切です。

すぐに受診すべき症状

以下のような症状がある場合は、脳梗塞や脳出血の可能性があるため、すぐに救急受診が必要です。激しい頭痛を伴う、手足のしびれや麻痺がある、ろれつが回らない、物が二重に見える、意識がもうろうとするといった症状は危険信号です。

また耳鳴りや難聴を伴う場合は、メニエール病や突発性難聴の可能性があります。これらは早期治療が重要なので、耳鼻咽喉科を受診してください。

良性発作性頭位めまい症の特徴

良性発作性頭位めまい症の場合、めまいは頭を動かした時に起こり、通常1分以内に治まります。寝返りを打つ時、起き上がる時、上を向いた時など、特定の動作で誘発されることが特徴です。耳鳴りや難聴はなく、手足のしびれもありません。

発作を繰り返すことはありますが、数日から2週間程度で自然に治ることも多いです。ただし再発しやすい傾向があるため、予防が重要になります。

カイロプラクティックでできるアプローチ

医療機関で良性発作性頭位めまい症と診断された後も、症状が繰り返したり完全には治らなかったりすることがあります。そのような場合、カイロプラクティックでのアプローチも効果的です。

首のバランスを整える

首の筋肉が緊張していると、耳への血流が悪くなり、めまいが起こりやすくなることがあります。特に頸椎の1番2番という首の一番上の骨のバランスが崩れると、三半規管の働きにも影響が出ます。カイロプラクティックの手技で首のバランスを整えることで、症状が改善するケースもあります。

自律神経のバランス調整

ストレスが多い生活を送っていると、自律神経のバランスが崩れ、めまいが起こりやすくなります。カイロプラクティックで体全体のバランスを整え、リラックスできる状態を作ることで、自律神経も安定していきます。特に首から背中にかけての緊張を緩めることが重要です。

再発を防ぐための生活習慣

一度良くなっても、また繰り返すことが多いのが良性発作性頭位めまい症の特徴です。日常生活でできる予防策を実践することで、再発を減らすことができます。

まず同じ姿勢を長時間続けないことが大切です。寝る時にいつも同じ向きばかりで寝ていると、耳石が偏りやすくなります。左右交互に向きを変えて寝ることを心がけましょう。枕の高さも重要で、あまり低すぎると首に負担がかかります。

適度に頭を動かす習慣も予防になります。デスクワークが多い方は、1時間に一度は首を回したり、上を向いたり下を向いたりする動作を取り入れてください。ただし急激な動きは避け、ゆっくりと行うことがポイントです。

カルシウムの摂取も大切です。耳石はカルシウムでできているため、骨粗しょう症の予防と同じように、カルシウムやビタミンDを十分に摂取することが推奨されます。日光を浴びることも骨の健康には重要です。

めまいと上手に付き合うために

回転性のめまいは突然起こるため、本当に怖い経験ですよね。でも多くの場合、適切な対処をすれば改善できる症状です。大切なのは慌てずに安全を確保し、正しい方法で対処することです。

体操を続けても改善しない場合や、症状が頻繁に繰り返す場合は、体全体のバランスが崩れている可能性があります。当院では首や骨盤のバランスを詳しく検査し、めまいの根本原因にアプローチする施術を行っています。めまいで不安な毎日を過ごすのはつらいですよね。一人で悩まず、いつでもお気軽にご相談ください。快適な日常を取り戻すお手伝いをさせていただきます。


院長:高木

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