向き癖

向き癖とは

向き癖とは、赤ちゃんが寝ているときや抱っこしているときに、頭がいつも同じ方向を向いている状態を指します。首がすわる前の乳児期に多く、長時間同じ姿勢が続くことで頭の形がゆがみやすく形が元に戻らないこともあります。

向き癖をそのままにしておくと、頭のゆがみが進行し、顔の左右差や耳・目の位置のズレが目立つことがあります。さらに重症化すると斜頭症（斜めにゆがむ）や短頭症（絶壁）、顎や歯並びの問題、将来的な姿勢の左右非対称、成長発達の遅れや股関節脱臼のリスクも高まります。

向き癖の原因

向き癖は様々な要因が複雑に絡み合って引き起こされる症状です。

これまでのカウンセリングや検査結果から、次のようなものが向き癖の原因ということが分かっています。

向き癖はさまざまな原因が複雑に絡み合って引き起こされる症状です。

赤ちゃんの頭は柔らかく、わずかな圧力や姿勢のクセで形が変わりやすいため、日常の授乳時や抱っこの姿勢を工夫するだけでもかなり違ってきます。頭の形や今後の発達成長への影響も大きいので、早めのケアがおすすめします。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。

向き癖でお悩みなら、充実した検査と豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

向き癖の場合、病院では以下の治療法が一般的です。

体位変換指導

頭の向きを変えるだけでは赤ちゃんへの負担にしかならず、家庭での工夫だけでは改善が難しい場合があり、根気強い対応が必要です。

経過観察

筋力がついてくることで自然に治るケースも多いですが、筋力の左右差や頭の変形が残ることもあります。

ヘルメット治療

費用負担が大きく、長期間の装着による負担や皮膚トラブルのリスクもあります。

向き癖を改善するために

まずは赤ちゃんの頭や首の状態、日常の姿勢や寝かせ方を丁寧に観察します。現状を正しく把握しないまま対策を進めても十分な改善は期待できません。

当院は一人ひとりの生活環境や体の状態を確認し、赤ちゃんにとって負担にならないような施術と、簡単なホームケアをお伝えしています。

当院の特徴

当院では国家資格をもつ先生が、責任をもって担当しますのでご安心ください。

当院の施術は5ｇ程度の極小さな刺激で行う優しい施術です。赤ちゃんの成長段階やご家庭の生活リズムに合わせたケアを行っています。施術するだけでなく、赤ちゃんにもご家族にも負担にならないようなホームケアもお伝えし、ご家族と一緒に再発しにくい体づくりと成長発達のステップを順序良く進んでいけるよう目指しています。

向き癖のQ＆A

向き癖は自然に治りますか？

首がすわり寝返りができるようになると気にならなくなる場合が殆どですが、癖が残っている場合もあります。

どのタイミングから受けられますか？

一か月健診が終わった頃からが目安になります。健診で「様子を見てください」と言われたけど気になることがある場合は一日でも早くご相談ください。

予防接種をしたばかりですが大丈夫ですか？

接種後3日間（接種日が1日目）が経過してからのご予約をお願いしております。お子さまによっては予防接種の副反応で発熱等する場合がありますので、接種後すぐの施術は控えていただいております。

ヘルメット治療をしていますができますか？

はい。ヘルメット治療では頭の形を整えますが、向き癖は改善しません。また、ヘルメットをしていることによる身体への負担を取り除いてあげることが出来るので並行して施術を受けてもらえることをおすすめします。

赤ちゃんでも安全に受けられますか？

当院では、5ｇ程度の軽いタッチで、自分の瞼を押しても不快にならない程度の強さで施術を行うため安心して受けていただけます。

向き癖が改善せずに悩んでいた皆さまも、当院の施術を受けて、このような変化がありました。

向き癖の改善によって、毎日の生活がより快適に、前向きに過ごせるようサポートします。

向き癖は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。