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赤ちゃんのミトン卒業は早い方がいい、ハンドリガードと発達の話

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「顔に傷がつくのが怖くてミトンをはずせない」——そう感じているお母さんはきっと多いですよね。生まれてすぐに病院で勧められてつけ始めたミトン、なんとなくずっと使い続けていませんか。

実は、ミトンを長く使い続けることには赤ちゃんの発達にとってのデメリットがあることが分かっています。

この記事では、ミトンを早めに外した方が良い理由・発達への影響・外すべき目安の月齢・引っかき傷への具体的な対処法まで、丁寧にお伝えします。

院長:高木

ミトンを外した後の不安を一緒に解消していきましょう

目次

ミトンを早めに外した方が良い3つの理由

ミトンはもともと、赤ちゃんが自分で顔を引っかいてしまうことを防ぐためのアイテムです。その役割は確かにあります。ただし、「必要な時だけ使う」という事がとても大切で、長期間つけっぱなしにすることには見過ごせないデメリットがあります。

「じゃあ、いつ外せばいいの?」という疑問ですが、退院してからは外して過ごせるほうが好ましいです。例外としては、顔や手などの皮膚トラブルなどの治療中で触らない方が良い場合です。まずはなぜ早めに外した方が良いのか、その理由を知っておきましょう。

①指先の感覚発達が妨げられる

赤ちゃんは生後1〜2ヶ月頃から、手を動かしたり口に持っていったりして「触覚」という感覚を育て始めます。手で触れることは、脳への感覚刺激として非常に重要な行為です。ミトンで指先が覆われた状態が続くと、この触覚の刺激が遮断され、指先の感覚発達が遅れるという指摘があります。「手が発達の窓口」と言われるほど、指先の感覚は脳の発達と深く結びついています。

②ハンドリガード・指しゃぶりが妨げられる

生後2〜3ヶ月頃になると、赤ちゃんが自分の手をじーっと見つめる「ハンドリガード」という行動が始まります。これは「自分の体の一部を認識する」という発達の重要なステップです。また、指しゃぶりは赤ちゃんにとって自己安定の方法であり、口腔内の感覚を発達させる役割も持っています。ミトンをつけていることで、これらの行動が妨げられる可能性があります。

③体温調節を妨げる

赤ちゃんは手のひらから熱を放出することで体温を調節しています。特に室温が高い夏場は、ミトンで手を覆うことが体温調節を妨げ、赤ちゃんに不快感を与えたり蒸れによるあせもの原因になったりすることがあります。「泣き止まない」「眠れていない」という場合に、ミトンによる暑さが原因のことも少なくありません。

ミトンを外した後の引っかき傷対策

「外した方がいいのは分かった。でも顔が傷だらけになるのが心配……」その気持ち、良くわかります。しかし、顔を傷つけてしまいやすい子ほどミトンを外して過ごす方がおすすめです。

赤ちゃんはまだ手を自在に動かすことが出来ず、口に手を持ってこようとしても顔をひっかいてしまいます。少しづつ手を動かして練習をすることによって、次第に上手に手を動かすことが出来るようになります。最初は顔に小さな傷ができることもありますが、赤ちゃんの皮膚は回復力が高く、深爪でなければほとんどの傷はすぐに治ります。

爪切りを週に2〜3回の習慣に

赤ちゃんの爪は大人と比べると非常に薄く、驚くほど早く伸びます。気づいたらすぐ深爪にならない程度に切ることが最も確実な引っかき傷対策です。起きている時間に切るのが難しければ、授乳中や深く眠っているときに切るのが安全です。爪の角が残ると引っかかりやすいため、爪切り後にやすりで角を丸めることも有効です。

ミトンと体の発達への影響

ここからは身体の発達の面でお話しします。ミトンは手の発達だけでなく、実は体全体の感覚統合にも関係していると考えています。「感覚統合」とは、目・耳・皮膚などから入ってくる情報を脳が整理してまとめて処理する能力のことです。

手の感覚は全身の発達の土台になる

赤ちゃんが物を触る・自分の手を感じるという体験は、脳への感覚刺激として全身の発達に働きかけます。寝返り・ハイハイ・つかまり立ちといった運動発達も、手足の感覚刺激が神経系に積み重なっていくことで促されていきます。ミトンで手の感覚を長期間遮断することは、この積み重なりを減らすことにつながります。

さいごに

少し意外に思われるかもしれませんが、ミトンをつけていることで手の感覚が十分に発達していない場合、赤ちゃんが体の傾きや向きの不快感に気づきにくくなることがあります。向き癖は頚椎のアライメントや筋緊張の左右差が原因ですが、感覚の鈍化が重なると、体が自然に向きを変えようとする反応が弱まることも考えられます。ミトンを外して手の感覚を育てることは、向き癖改善やのための小さな一歩にもなります。

「ミトンを外した方がいいとは分かっているけど、なかなか踏み出せない」という方、一人で悩まないでください。引っかき傷が心配な場合の具体的な爪ケアの方法、発達が気になる場合のベビー整体でのサポート、向き癖が気になる場合の頚椎アプローチ——どんなことでもご相談いただけます。赤ちゃんのことで気になることがあれば、いつでも気軽に声をかけてください。


院長:高木

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