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ピボットターンとは何か|ずりばいへの自然な発達

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赤ちゃんがうつ伏せでぐるぐると回転している様子、見たことありませんか。前に進むわけではなく、その場でお腹を軸に回っている動き、これがピボットターンと呼ばれる発達段階です。

ピボットターンはずりばいを始める前の大切な準備段階で、股関節や膝関節を曲げる動き、足指で床を蹴る動き、体幹の筋肉を使う動きなど、移動に必要な身体機能を育てています。ピボットターンがしっかりできることで、スムーズにずりばいへと移行していきます。

院長:高木

ピボットターンはずりばいへの大切な準備段階です。焦らず身体の発達を見守りましょう

目次

ピボットターンとは何か

ピボットターンとは、赤ちゃんがうつ伏せの姿勢でお腹を軸に体を回転させる動きのことです。おもちゃを取ろうと手を伸ばしながら、足指で床を蹴って体をねじり、ぐるぐると回転します。この動きはピボッティングとも呼ばれ、生後5ヶ月から8ヶ月頃に見られる発達段階です。

ピボットターンは寝返りができるようになった後、ずりばいを始める前に現れます。赤ちゃんは寝返りで移動することを覚え、うつ伏せ姿勢に慣れてきます。うつ伏せで過ごす時間が増えると、おもちゃに手を伸ばす、足をバタバタさせる、体をねじるといった動きが出てきて、やがてピボットターンへと発展します。

ピボットターンの動きをよく観察すると、赤ちゃんは手で体を引き寄せながら、足指で床を蹴って体をねじっています。お腹が軸になって回転するため、前には進みませんが、向きを変えることで欲しいおもちゃの方向へ体を向けることができます。この動きの中で、股関節や膝関節を曲げる、足指で床を蹴る、手で体を引き寄せるといった、ずりばいに必要な身体機能が育っていきます。

ピボットターンが出現する時期

ピボットターンは生後5ヶ月から8ヶ月頃に見られることが多いです。寝返りができるようになってから1〜2ヶ月後、ずりばいを始める少し前の時期です。ただし発達には個人差があり、早い赤ちゃんは生後4ヶ月頃から、ゆっくりな赤ちゃんは生後9ヶ月頃に見られることもあります。

ピボットターンが続く期間も赤ちゃんによって異なります。数週間でずりばいに移行する赤ちゃんもいれば、1〜2ヶ月ほどピボットターンを続ける赤ちゃんもいます。大切なのは期間の長さではなく、ピボットターンを通して身体機能が育っているかどうかです。

ピボットターンの発達上の意味

ピボットターンはずりばいへの大切な準備段階です。前に進むことはできませんが、この動きを通して赤ちゃんはずりばいに必要な身体機能を獲得していきます。股関節と膝関節を曲げる動き、足指で床を蹴る力、手で体を引き寄せる力、体幹の筋肉でバランスを取る力など、移動に必要な要素が全て含まれています。

股関節と膝関節を曲げる動きは、ずりばいで足を使って床を蹴るために必要です。ピボットターンで回転する時、赤ちゃんは足を曲げて床に足指をつけ、蹴るようにして体をねじります。この動きを繰り返すことで、股関節や膝関節の柔軟性が高まり、筋肉の力も育ちます。

足指で床を蹴る力もピボットターンで養われます。赤ちゃんは足の裏全体ではなく、足指で床を押すようにして体を動かします。この足指の使い方がずりばいでの推進力になります。足指でしっかり床を蹴れるようになると、ずりばいで前に進む力が生まれます。

体幹の筋肉の発達

ピボットターンは体幹の筋肉を鍛える動きでもあります。お腹を軸に回転するためには、腹筋や背筋でバランスを取る必要があります。体をねじる動きは体幹の回旋筋を使い、上体を持ち上げる動きは背筋を使います。これらの筋肉が発達することで、ずりばいの姿勢を保ちながら前に進むことができるようになります。

手で体を引き寄せる力も育ちます。ピボットターンでは、手で床を押したり引いたりしながら体を動かします。この動きが腕の筋肉を鍛え、ずりばいで手を使って体を前に引き寄せる力になります。ピボットターンはずりばいに必要な全ての身体機能を統合的に育てる動きなのです。

お座りやはいはいへの影響

ピボットターンはお座りの発達にも関係します。回転する時に体幹の筋肉を使うことで、座位でバランスを取る力が育ちます。またピボットターンからお座りの姿勢に移行する赤ちゃんも多く、移動と座位の両方の発達を促す動きと言えます。

はいはいへの発達にもつながります。ピボットターンで育った股関節や膝関節の動き、足指で蹴る力、体幹の筋肉は、全てはいはいで必要になります。ピボットターンをしっかり経験することで、はいはいへの移行もスムーズになります。

ピボットターンからずりばいへの移行

ピボットターンからずりばいへは自然に移行していきます。最初はその場で回転するだけですが、やがて足を蹴る力が強くなり、手で体を引き寄せる力も育ってきます。すると回転しながら少しずつ前に進むようになり、それがずりばいへと発展します。

移行の過程では、ピボットターンとずりばいが混ざった動きが見られます。回転しながら少し前に進む、前に進もうとして回転してしまう、片足だけで蹴って斜めに進むといった動きです。これは正常な発達過程で、赤ちゃんが試行錯誤しながら新しい動き方を学んでいる証拠です。

ピボットターンを十分に経験することが、スムーズなずりばいへの移行につながります。準備段階を経ることで、より安定したずりばいができるようになります。

移行する時期の個人差

ピボットターンからずりばいへの移行時期には個人差があります。1〜2週間で移行する赤ちゃんもいれば、1〜2ヶ月かかる赤ちゃんもいます。赤ちゃんの体格、筋肉の発達具合、性格、環境などによって異なります。

体が大きめの赤ちゃんは体重を支えるのに時間がかかり、小柄な赤ちゃんは比較的早く移行することが多いです。また慎重な性格の赤ちゃんは新しい動きに挑戦するまでに時間をかけ、活発な赤ちゃんは早く次のステップに進む傾向があります。個人差があるのでゆっくり見守りましょう。

ピボットターンを促す方法

ピボットターンを促すには、おもちゃの置き方を工夫することが効果的です。赤ちゃんの手が届かない位置、特に斜め横や膝の横あたりにおもちゃを置くと、取ろうとして体をねじる動きが出てきます。正面に置くと手を伸ばすだけで取れてしまい、真横に置くと体をねじる必要がないため、斜め45度くらいの位置が最適です。

うつ伏せで遊ぶ時間を増やすことも大切です。うつ伏せ姿勢に慣れることで、手を使う、足を動かす、体をねじるといった動きが自然に出てきます。最初は短時間から始め、赤ちゃんが嫌がらない範囲で徐々に時間を延ばしていきます。

足の裏を優しく刺激してあげることも有効です。うつ伏せの時に足の裏を手のひらで押すと、赤ちゃんが押し返すように蹴ってくることがあります。この蹴る動きがピボットターンにつながります。強く押しすぎず、優しく刺激してあげてください。

また、苦手な方向に回したい場合は先に得意な方向を行い、体が適度に動いてきてから苦手な方向をすると動いてくれやすいです。

環境の整え方

床の環境も見直してみましょう。滑りやすい床や柔らかすぎるマットの上では、足指で床を蹴る力が育ちにくくなります。適度な硬さと摩擦のある床で遊ばせることで、足指を使う動きが出やすくなります。プレイマットやジョイントマットを敷く場合は、厚すぎないものを選びましょう。

服装も動きやすいものにしましょう。股関節や膝関節の動きを妨げない、伸縮性のある素材が適しています。足は裸足が理想的です。靴下を履いていると足指で床を蹴る感覚が育ちにくくなります。

身体のバランスを整える重要性

ピボットターンからずりばいへスムーズに移行するには、身体全体のバランスが整っていることが大切です。向き癖があると首や背中の筋肉が左右で異なる発達をし、骨盤も傾きます。反り返りがあると体幹の緊張が強く、手足を協調して動かせません。

当院では赤ちゃんの身体のバランスを整える施術を行っています。向き癖や反り返りによる筋肉の緊張をほぐし、股関節や膝関節の動きを改善し、体幹の筋肉が適切に働くようにサポートします。優しい施術で身体のバランスを整えることで、ピボットターンからずりばいへの自然な移行を促すことができます。

ピボットターンはずりばいへの大切な準備段階で、股関節や膝関節の動き、足指で床を蹴る力、体幹の筋肉など、移動に必要な身体機能を統合的に育てる動きです。焦らず赤ちゃんのペースで発達を見守りながら、おもちゃの置き方やうつ伏せ遊びの工夫でサポートしてあげましょう。ピボットターンが続いてずりばいに移行しない場合は、身体のバランスをチェックすることをおすすめします。発達のことで心配なことがあれば、一人で悩まずにいつでもご相談くださいね


院長:高木

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