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赤ちゃんの小泉門を押してしまった!大丈夫?

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赤ちゃんを抱っこしている時、頭を支えようとして後頭部のぷにぷにした部分を押してしまったことはありませんか。後から「それは小泉門で、押してはいけない場所だった」と知って、心臓がドキッとした経験のある方も多いのではないでしょうか。特に初めての育児だと、赤ちゃんの頭の扱いに不安を感じますよね。

当院にも「小泉門を押してしまったけれど大丈夫でしょうか」「毎回のお世話で触っていたことに気づいて不安です」というご相談をいただくことがあります。結論からお伝えすると、日常のお世話で触れる程度であればほとんど心配はいりません。今日は小泉門の仕組みと、押してしまった時の対処法について詳しくお話ししていきます。

院長:高木

小泉門を押してしまって不安になる気持ち、よく分かります。まずは落ち着いて赤ちゃんの様子を確認しましょう

目次

小泉門と大泉門の違い

赤ちゃんの頭には泉門と呼ばれる柔らかい部分が複数あります。最もよく知られているのが頭頂部にある大泉門で、ひし形の大きなへこみです。もう一つが後頭部にある小泉門で、三角形の小さなへこみになっています。抱っこの時に手が触れやすいのは、この後頭部の小泉門です。

大泉門は生後1歳から1歳半頃まで開いていますが、小泉門は比較的早く、生後3ヶ月から6ヶ月頃には閉じてしまいます。小さくて分かりにくいため、触っていても気づかないことがあります。新生児期は特に小泉門がはっきりしており、後頭部を支える時に指が当たってしまうことも多いのです。

泉門の構造と保護機構

「泉門を押すと脳に直接触れてしまうのでは」と心配される方が多いですが、実はそうではありません。泉門の下には硬膜、くも膜、軟膜という複数の丈夫な膜があり、その下に脳があります。つまり泉門は骨がないだけで、膜によってしっかり保護されているのです。

これらの膜は思っているよりも丈夫で、日常のお世話で優しく触れる程度では脳に影響することはありません。実際、小児科の健診でも医師や看護師が泉門を触って確認していますよね。彼らが触っても問題ないのは、適切な力加減であれば安全だからです。

泉門がドクンドクンと脈打っているように見えることがありますが、これは泉門の下を走る血管の動きです。脳の血流が良好である証拠で、正常な状態ですので心配いりません。

どのくらいの力なら大丈夫なのか

多くの方が気になるのが「どのくらいの力が危険なのか」という点です。基本的には日常のお世話の範囲内であれば問題ありません。具体的には抱っこする時に頭を支える力、げっぷの後に布団に寝かせる時の力、シャンプーやタオルドライの時の力などです。

赤ちゃんの頭の重さを手のひらで支える程度の圧力は、泉門の保護機構で十分に対応できます。「ぷにぷにした感触がある」と感じる程度の接触も、強く押しているわけではないので心配いりません。多くの親御さんが同じような経験をしていますが、ほとんどの場合何も問題は起きていません。

危険なのは意図的に大人の力で強く押す場合です。指で強くぐいぐい押したり、先のとがったもので突いたり、ゴシゴシこすったりする行為は避けなければなりません。ただし通常の育児でそのような行為をすることはまずないでしょう。

繰り返し触っていた場合

「毎回のお世話で小泉門を触っていたことに気づいた」という方もいらっしゃるかもしれません。数週間から数ヶ月にわたって触れていたとしても、強く押していなければ心配する必要はありません。赤ちゃんの様子が普段と変わらず、機嫌よく過ごしているのであれば、影響は出ていないと考えられます。

よく寝る、時々吐き戻すといった症状は、小泉門を触ったこととは別の原因であることがほとんどです。赤ちゃんは胃の形状や消化器官の未熟さから、健康でも吐き戻すことがあります。睡眠時間も個人差が大きく、よく寝る赤ちゃんもいれば寝ない赤ちゃんもいます。

こんな症状があったら受診を

もし小泉門を押したことで脳に影響があった場合、明確な症状が現れます。激しく泣き続ける、何度も嘔吐する(特に噴水状の嘔吐)、呼びかけへの反応が悪い、けいれんを起こす、ぐったりしている、顔色が悪いといった症状です。

これらの症状が一つでもある場合は、すぐに小児科を受診してください。ただし逆に言えば、赤ちゃんの様子がいつもと変わらず元気であれば、まず心配はいりません。普通にミルクを飲んで、普通に寝て、普通に起きているのであれば、泉門を押したことによる影響はないと考えてよいでしょう。

それでも不安が拭えない場合は、次の健診の時に医師に相談してみてください。「小泉門を押してしまったことがある」と伝えれば、丁寧に診察してもらえます。不安を抱えたまま過ごすより、専門家に確認してもらう方が安心できますよね。

上の子が触ってしまった場合

きょうだいがいる場合、2歳や3歳の上の子が赤ちゃんの頭を触って、泉門を押してしまうことがあります。子供は力加減が分からないため、親御さんとしては心配になりますよね。ただし小さな子供の力であれば、よほど強く押さない限り問題になることは少ないです。

大切なのは今後の予防です。上の子には「赤ちゃんの頭は優しく撫でようね」「ギュッと押さないようにしようね」と具体的に教えてあげてください。完全に触らせないようにすると、上の子が疎外感を感じてしまうこともあります。正しい触り方を教えることで、優しく接する練習にもなります。

今後気をつけるべきこと

小泉門や大泉門があることを知った上で、今後どう気をつければよいのでしょうか。まず大切なのは、過度に神経質にならないことです。「絶対に触ってはいけない」というわけではなく、「強く押さないように気をつける」という認識で十分です。

シャンプーの時も、タオルドライの時も、普通に優しく洗ったり拭いたりして大丈夫です。抱っこの時に後頭部に手が当たることも避けられませんし、避ける必要もありません。不自然な抱き方で腕や手首を痛めてしまう方が問題です。

泉門を避けようとするあまり、赤ちゃんの扱いがぎこちなくなってしまうと、かえって赤ちゃんも不安を感じます。自然体で、優しく丁寧に接することが一番です。泉門は成長とともに必ず閉じていきますから、焦らず見守ってあげてください。

頭の形との関係

小泉門を押してしまったことで、頭の形が歪むのではと心配される方もいます。実際には日常のお世話で触れる程度の力で、頭の形が変わることはありません。頭の形は向き癖や寝る姿勢などで、同じ場所に継続的に圧がかかることによって変化が起きやすいです。

赤ちゃんの頭蓋骨は柔らかく、泉門が開いているおかげで脳の成長に合わせて大きくなれます。同時に出産時には頭の骨が重なり合って産道を通れるようになっています。泉門は赤ちゃんの成長にとって、とても大切な仕組みなのです。

不安な気持ちを抱えないために

初めての育児では分からないことだらけで、小さなことでも不安になってしまいますよね。インターネットで調べるほど情報が多すぎて、かえって混乱してしまうこともあります。「泉門は絶対に押してはいけない」という表現を見ると、少し触れただけでも心配になってしまいます。

大切なのは正しい知識を持つことと、赤ちゃんの様子をよく観察することです。赤ちゃんが元気で機嫌よく過ごしているなら、ほとんどの心配は杞憂に終わります。もし本当に何か問題があれば、赤ちゃんは必ずサインを出してくれます。

一人で不安を抱え込まず、パートナーや家族、友人に話を聞いてもらうことも大切です。同じような経験をした人は意外と多く、「私も同じことがあった」という共感が得られるかもしれません。地域の保健師さんや小児科の看護師さんに相談するのもよいでしょう。

当院でのサポート

当院では赤ちゃんの頭の形や体のバランスを整える施術を行っています。小泉門を押してしまった不安や、頭の形についての心配など、お母さんの気持ちに寄り添いながら丁寧にお話を伺います。必要であれば赤ちゃんの体の状態もチェックし、安心していただけるようサポートいたします。

小泉門を押してしまったという経験は、多くのお母さんが通る道です。そのことで自分を責めたり、育児への自信を失ったりする必要はまったくありません。大切なのは赤ちゃんを愛情を持って育てようとしているその気持ちです。完璧な親なんていません。みんな試行錯誤しながら、赤ちゃんと一緒に成長しています。一人で不安を抱え込まず、いつでも気軽にご相談くださいね。


院長:高木

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