
院長:高木お気軽にご相談ください!
昼寝を30分でぱっちり目を覚ましてしまう、夜も2〜3時間おきに起きてくる——毎日そんな繰り返しで、気がついたら自分がいつ寝たかも分からなくなっていませんか。疲れているのに眠れない、赤ちゃんのために起きていなければという責任感で限界になっているママも多いと思います。
赤ちゃんの睡眠時間が短くてすぐ目が覚めることには、睡眠サイクルの特性・環境・体の状態など複数の原因が関係しています。「なぜこんなに短いのか」を理解することが、改善への第一歩になります。


「うちの子だけがこんなに眠れないのか」と孤独に感じているママほど、原因を知ることで少し気持ちが楽になると思っています
月齢別の目安から体の緊張との関係まで、今日から役立てられる内容をお伝えします。
「睡眠が短い」と心配する前に、まず月齢ごとの睡眠の目安を知っておくことが大切です。赤ちゃんの睡眠は月齢によって大きく変わるため、「同じ月齢の子と比べてどうか」より「この月齢の特性として自然な範囲かどうか」を基準にする方が正確に状態を把握できます。「足りていないのでは」という不安の多くは、目安を知るだけでかなり和らぐことがあります。
1日の総睡眠時間は14〜17時間が目安です。ただしこの時期は昼夜のリズムがまだ確立されておらず、2〜3時間ごとに目が覚めることが生理的に普通の状態です。「夜通し寝ない」のはこの月齢では当然で、まとまって寝られる時期ではありません。昼寝も30〜45分で終わることがあり、これも正常な睡眠サイクルの範囲内です。
総睡眠時間は12〜16時間が目安で、夜の睡眠がまとまってくる赤ちゃんも出始める時期です。ただし「睡眠退行」と呼ばれる、それまでよく寝ていた赤ちゃんが急に夜中に起きるようになる時期とも重なります。4〜5ヶ月頃に「急に眠れなくなった」と感じる場合は、発達に伴う一時的な変化である可能性が高いです。
総睡眠時間は12〜15時間が目安で、昼寝は午前・午後の2回になってくる時期です。はいはいや座る練習など体を活発に使うようになることで疲れて夜眠れる子も増えてきますが、夜間覚醒が続くケースも少なくありません。1歳近くになっても夜中に何度も起きる場合は、生活リズムの見直しや体の状態の確認が有効です。
月齢の特性以外にも、睡眠が短くなりやすい原因がいくつかあります。「なぜうちの子はこんなに短く目が覚めてしまうのか」という疑問に答えるために、よくある原因を整理していきます。原因が分かれば、対策のポイントも見えてきます。
赤ちゃんの睡眠サイクルは大人より短く、40〜50分程度です。このサイクルの終わりに浅い眠りになった時に目が覚めてしまうのが「昼寝が45分で終わる」現象の正体です。大人は浅い眠りになっても自然に次のサイクルに移行できますが、赤ちゃんはまだその移行が上手くできないため目が覚めてしまいます。これは発達の問題ではなく、月齢に応じた脳の成熟度の違いです。
明るすぎる、音が多い、室温が適切でないなどの環境要因も、浅い眠りでの覚醒につながります。特に昼間の昼寝は外の光や生活音の影響を受けやすく、遮光カーテンや一定の白色雑音(ホワイトノイズ)を使うことで睡眠が延びるケースがあります。赤ちゃんの寝室環境として理想的なのは、室温20〜22度・湿度50〜60%・薄暗く静かな空間です。
体のどこかに不快感や緊張があると、睡眠サイクルの切れ目に目が覚めやすくなります。首の緊張が強い・体がいつも反り返っている・向き癖が強いという赤ちゃんは、同じ姿勢でいることが体に負担をかけている可能性があります。体が楽な状態になれば、浅い眠りのタイミングに自然に次のサイクルへ移行しやすくなります。
授乳から時間が経つと空腹で目が覚めることもありますが、それ以外にもげっぷが出ていない・ガスが溜まって腹部が張っているという体の不快感が睡眠を妨げることがあります。授乳後のげっぷをしっかり確認すること、お腹を時計回りに優しくさするなどのガス抜きケアも睡眠改善に関係することがあります。
月齢の特性として仕方ない部分もありますが、日常の中で取り入れることで睡眠が少し長くなるケースは多くあります。すべてを一度に変えようとする必要はありません。やりやすいものから一つずつ試してみてください。
抱っこで寝かしつけた赤ちゃんが布団に置かれた瞬間に目を覚ます「背中スイッチ」は多くのママが経験します。これは背中が緊張していたりするとしっかりと寝入っておらず、布団に置かれたときに気づいてしまいやすい事や、モロー反射によって小さな刺激で目が覚めてしまう事にあります。抱っこで寝かしつけをする際に、スリングを利用したり、おくるみなどにくるんでおくなどの対策で回避できる事があります。
赤ちゃんが眠くなるサインを見逃さずに寝かしつけることが大切です。あくびをする・目をこする・ぼんやりするなどのサインが出たタイミングで寝かしつけを始めると、寝つきが良くなり結果的に睡眠時間が延びやすくなります。眠くなりすぎてから寝かしつけようとすると興奮状態になって逆に眠れなくなることがあります。
体の緊張や向き癖が睡眠の短さに関係している場合、日常のポジショニングを工夫することに加えて、ベビー整体で体のバランスを整えることも有効です。体の緊張が和らぐことで、寝ている時に体が楽になり、睡眠サイクルの切れ目でも自然に次のサイクルへ移行しやすくなっていきます。当院のベビー整体では、首・背骨・骨盤のバランスを確認しながら、軽いタッチで筋緊張をほぐしていく施術を行っています。体の緊張が強い赤ちゃんほど、施術後に長く眠れるようになったという変化を実感されるお母さんが多いです。
赤ちゃんの睡眠が短くてすぐ目が覚める状態は、ママの疲弊に直結します。「こんなことで相談してもいいのかな」という遠慮は要りません。体の緊張や向き癖のことでも、睡眠の改善のことでも、気になることがあればいつでもご連絡ください。一緒に考えていきましょう。

