
院長:高木お気軽にご相談ください!


はいはいを始めたと思ったら、片方の足だけが立て膝になっている…そんなわが子の動きが気になって、不安な夜を過ごしていませんか。はいはいで片足だけ使う赤ちゃんに関するご相談は、当院にもよくいただきます。
「股関節脱臼かも」という言葉が頭をよぎって、心配が止まらないお母さんも多いと思います。まず深呼吸してください。原因と見分け方を正しく知ることが、不安を手放す第一歩になります。


はいはいの左右差でご相談にいらっしゃるお母さんは、皆さんとても心配されています。気になることがあればお気軽にご連絡ください
はいはいで片足だけが立て膝になったり、片方の足しか蹴らなかったりする状態には、いくつかの原因が考えられます。体のバランスの偏りが原因で専門的なケアで改善するケースも多いです。まず何が起きているのかを理解することが大切です。
赤ちゃんがいつも同じ方向を向いて寝ていた向き癖は、首・背骨・骨盤の左右差として体に蓄積されます。はいはいはこの体の非対称がそのまま動きに現れやすく、利きやすい側の足を優先的に使い、もう片方の足をうまく使えない状態になることがあります。向き癖が強かった赤ちゃんに、はいはいの左右差が多い理由のひとつがこれです。
骨盤が左右で高さに差があったり、前後に傾いたりしている場合、股関節の動く範囲に左右差が生じます。股関節を曲げて立て膝にする動作は、骨盤の状態と密接に関係しているため、骨盤バランスの乱れが片足だけ立て膝になるという動きとして現れることがあります。
はいはいをする時に、手のひらがしっかりと開いていないことが原因で手に力が入っていないことがあります。その場合、手で体を上手く支えられないため足の力で何とかしようと、足を立てて解消しようとします。指先だけでなく、手のひらでしっかりおもちゃを握ったり、手のひらを刺激してあげることで解消することがあります。
「片足だけ使う=股関節脱臼」と結びつけて心配されるお母さんはとても多いです。股関節脱臼は大腿骨の頭が股関節の臼蓋(受け皿)からはずれてしまう状態で、はいはいの左右差として現れることもあります。ただし健診で股関節に問題がないと確認されている場合、骨格や筋肉のバランスの問題である可能性が高いです。
健診などで医師から股関節に異常なしと確認されている場合や、体の非対称・向き癖・骨盤の傾きが原因と考えられる場合は、カイロプラクティックによるアプローチが有効です。体のバランスを整えることで、左右差が改善してはいはいの動きがなめらかになることが多くあります。
はいはいの左右差に気づいたら、日常生活の中でできるサポートをすぐに始めることが大切です。専門家への相談と並行して取り入れてみてください。
使いにくい方の足を、お母さんの手で優しく立て膝の位置に誘導してあげましょう。力まかせに曲げるのではなく、ゆっくりと自然な動きを引き出すように添えてあげるイメージです。「この足も使っていいんだよ」という感覚を少しずつ体に覚えさせる練習になります。
抱っこをする腕、授乳する向き、遊ぶときに赤ちゃんと向き合う方向など、日常のあらゆる場面で左右を意識してみましょう。いつも同じ側からの刺激が続くと、体の左右差がより強まってしまいます。少し意識するだけで赤ちゃんの体のバランスが整いやすくなります。
使いにくい足を自然に使いたくなるよう、赤ちゃんの苦手な側からおもちゃや声で興味を引いてみましょう。苦手な方向に向かいたいと思えば、自然とその側の足も使おうとする動きが出てきます。遊びの延長線上でできるので、楽しい雰囲気で続けることが大切です。
体の非対称や骨盤の傾きが原因のはいはいの左右差は、カイロプラクティックで体のバランスを整えることによって改善が期待できます。赤ちゃんへの施術というと驚かれることがありますが、当院で行う施術は赤ちゃんの体に合わせた非常に穏やかなものです。
当院の赤ちゃんへの施術は、5gタッチを基本としています。自分のまぶたを触っても不快にならないようなごく軽い圧です。強い力や急な動作は一切なく、神経系を通じて体の緊張を緩めながら骨格の整合を促すアプローチです。
はいはいの左右差が見られる赤ちゃんには、骨盤の傾きや仙腸関節の左右差、股関節周囲の筋緊張を確認したうえで施術を行います。体のバランスが整うことで股関節の動く範囲が広がり、左右均等に足を使えるようになる変化が見られることが多いです。
施術の効果には個人差がありますが、数回の施術で「両足を使うようになった」「はいはいがなめらかになった」というご報告をいただくことがよくあります。体が柔軟な時期ほど変化が出やすいため、気になったら早めに対処することをおすすめしています。
はいはいの左右差を放置すると、次の発達段階にも影響してきます。つかまり立ち・伝い歩き・歩行へと進む中で、体の非対称が姿勢や歩き方のクセとして定着してしまう可能性があります。
はいはいの時期は発達の中でも特に重要で、この時期に体の左右均等な使い方を学ぶことが、その後の運動発達の土台になります。「少し様子が違うかも」と感じた段階で対処することが、長期的に見てわが子のためになります。
赤ちゃんの体の左右差は、適切なケアで改善できることがほとんどです。ひとりで抱え込まず、気になることはいつでもお声がけください。どんな小さな疑問でも、一緒に考えながらサポートしていきます。

