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うつ伏せで鍛えられる赤ちゃんの筋肉、発達への効果

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「うつ伏せが大切」とよく聞くけれど、実際にどの筋肉がどう育つのか、詳しく知らないまま取り組んでいるという方は多いと思います。また、向き癖が続いていて「うつ伏せをさせるたびに同じ方向にばかり頭が傾く、筋肉の左右差が出ているのでは」と心配しているママもいるのではないでしょうか。

赤ちゃんがうつ伏せで鍛えられる筋肉は、首・体幹・腕・背中と全身に及びます。これらがバランスよく育つことが、ずりばい・ハイハイ・お座りへとつながる発達の土台になります。向き癖による筋肉の左右差がある場合は、タミータイムの工夫と体のバランスを整えるアプローチが大切です。

院長:高木

何のためにやっているか、仕組みを知ると毎日の練習が楽しくなります

目次

うつ伏せで育つ筋肉はどこか

タミータイムや腹ばい遊びで育てられる筋肉は、「首を持ち上げる筋肉」だけではありません。全身の筋肉が連動して使われることが、うつ伏せが発達にとって重要とされる大きな理由です。それぞれの筋肉がどう発達に関わるかを知っておくと、毎日のタミータイムに目的意識が生まれて継続しやすくなります。

首の筋肉(頸部伸筋群)

うつ伏せで頭を持ち上げようとするとき、首の後ろ側の筋肉(頸部伸筋群)が集中的に使われます。この筋肉が育つことで首すわりが安定し、縦抱きでの頭の保持・寝返り・ずりばいの首の動きへとつながっていきます。首の筋肉はタミータイムで生後2〜3ヶ月から少しずつ育ち始め、4〜5ヶ月頃に頭を90度近く持ち上げられるようになる目安です。

背中・体幹の筋肉(脊柱起立筋・多裂筋)

頭を持ち上げるだけでなく、その姿勢を保持するためには背骨に沿った筋肉(脊柱起立筋・多裂筋)が必要です。これらはいわゆる「姿勢を保つ筋肉」であり、お座り・立つ・歩くという全ての姿勢の土台になります。うつ伏せで繰り返し使うことで、背骨を安定させる筋肉が効率よく発達していきます。

腕・肩まわりの筋肉(三角筋・上腕三頭筋)

生後5〜6ヶ月頃になると、うつ伏せで両腕を伸ばして体を支える動きが出てきます。このとき腕・肩まわりの筋肉が集中的に使われます。腕支持の力がしっかり育つことが、ずりばいで腕を交互に使って前に進む動きの土台になります。腕の力が左右均等に育っているかどうかが、後のずりばいの左右差にも影響します。

お腹・骨盤底の筋肉(腹横筋・骨盤底筋群)

うつ伏せでは背面だけでなく、お腹側の深部の筋肉(腹横筋・骨盤底筋群)も使われます。これらのインナーマッスルは体の中心を安定させる役割を持ち、お座りや立位での姿勢保持に深く関わります。表面の筋肉だけでなくインナーマッスルが育つことで、動きの安定性が全体的に高まっていきます。

筋力不足のサインと月齢ごとの目安

タミータイムを続けていても「うちの子はなかなか頭が上がらない」「すぐ倒れてしまう」という場合、月齢に対して筋力の育ちが緩やかなことがあります。ただし、「筋力不足」と「発達の遅れ」を同一視することは正確ではなく、月齢ごとの発達の幅は個人差が大きいです。以下の目安と照らし合わせながら、気になる点があれば専門家に相談することをお勧めします。

月齢うつ伏せでの目安の様子
生後2ヶ月頃うつ伏せで顔を床から少し持ち上げようとする動きが出始める
生後3〜4ヶ月頃頭を45度以上持ち上げ、少しの間保持できるようになる
生後5〜6ヶ月頃両腕を伸ばして上半身を持ち上げ、頭を90度近く上げられるようになる
生後7ヶ月以降腕支持が安定し、体を左右に傾けたりピボットターン(回転)が出てくる

特に確認したい筋力不足のサイン

月齢の目安より大きく遅れている場合でなくても、以下のような様子が続く場合は体のバランスを確認することをお勧めします。うつ伏せにすると必ず片側だけに倒れる・頭がいつも同じ方向にしか向かない・腕の使い方に明らかな左右差がある、これらは筋力全体の問題ではなく「特定の筋肉の左右差」が原因であることが多いです。

向き癖による筋肉の左右差が起きる仕組み

タミータイムに熱心に取り組んでいても、向き癖が続いている赤ちゃんでは筋肉の左右差が縮まりにくいことがあります。これは練習量の問題ではなく、体の使い方のパターンとして左右差が定着しているためです。向き癖と筋肉の左右差の関係を理解することが、左右均等な筋肉の発達を促す第一歩になります。

向いている側の筋肉ばかりが発達していく

常に同じ方向を向いている赤ちゃんは、向いている側の首・体幹の筋肉を主に使い続けます。反対側の筋肉は使われにくい状態が続くため、月齢が進むにつれて左右の筋力の差が広がっていきます。うつ伏せで練習する際も、得意な方向にばかり頭が傾くため、苦手側の筋肉が効率よく育ちにくいという悪循環が生まれます。

左右差がずりばい・ハイハイへ影響する

筋肉の左右差が定着したままずりばい・ハイハイへ移行すると、得意な側だけを使った非対称な動きになりやすく、その後の発達の各段階にも偏りが引き継がれやすくなります。タミータイムの段階で左右差に気づいたときが、体のバランスを整える最も効果的なタイミングです。

筋肉の左右差を縮めるための関わり方

向き癖による筋肉の左右差を縮めるためには、日常の関わり方の中で苦手な側を意識的に使う機会を増やすことが大切です。タミータイムの中だけでなく、抱っこ・授乳・遊びの向きを変えるだけでも積み重ねが筋肉の左右差の縮小につながっていきます。

苦手な方向からの声かけとおもちゃの配置

タミータイム中は、いつも頭が向かない側においておもちゃを置いたり声をかけたりして、苦手な方向に頭を向けるように誘います。毎回同じ方向からではなく、左右交互に誘導することで苦手側の首の筋肉が自然に使われやすくなります。

授乳・抱っこの向きを意識して変える

授乳や抱っこはいつも同じ側で行いがちですが、意識的に左右を入れ替えるだけで体への力のかかり方が均等になります。縦抱きのときに体がまっすぐになるよう意識することも、体幹の左右均等な発達を助けます。

体の土台から筋肉の左右差を整えるベビー整体

向き癖が長く続いていた・タミータイムを続けても筋肉の左右差が縮まらない・骨盤や体幹の傾きが気になるという場合は、体の土台から整えることを検討してみてください。骨盤・背骨・首まわりのバランスを整えることで、筋肉が左右均等に使われやすい体の状態が作られます。セルフケアだけでは変化が出にくい筋肉の左右差も、体のバランスを整えることで自然な改善が期待できます。

「タミータイムの効果が分からなかった」という方も、「筋肉の左右差が気になっていた」という方も、今日から取り組めることは必ずあります。毎日少しずつ続けていれば、赤ちゃんの体は確実に変化していきます。筋肉の左右差のこと、向き癖のこと、タミータイムのやり方のことなど、どんな疑問も一人で抱え込まずにいつでもご相談ください。


院長:高木

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