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赤ちゃんの頭の形が気になる時、向き癖で見るポイント

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こんにちは。赤ちゃんの頭を上から見た時に、後頭部が少し平らに見える、左右の形が違うように感じる。そんな小さな気づきが気になって、何度も頭の形を見てしまうことはありませんか。

いつも同じ方向を向いて寝ていると、向き癖が原因なのかなと考えるお母さんも多いと思います。今回は、赤ちゃんの頭の形が気になる時に、向き癖だけではなく首や体の使い方と合わせて見ておきたいポイントをお伝えします。

安全のために仰向けで寝かせているのに、頭の形が気になってしまう。そんな時、自分の寝かせ方や抱っこの仕方を責める必要はありません。

頭の形だけでなく体全体の動きも一緒に見ていきましょう

目次

頭の形と向き癖の関係

赤ちゃんの頭は、大人と比べてやわらかく形が変わりやすい特徴があります。まだ自分で寝返りをしたり、頭の向きを自由に変えたりすることが難しい時期には、寝ている時に同じ場所へ圧がかかりやすくなります。

仰向けで寝ることは、赤ちゃんの安全を守るために大切です。ただ、いつも右や左の同じ側を向いていると、後頭部や側頭部の決まった部分に頭の重さがかかり続け、平らさや左右差が目立つことがあります。

向き癖は、単に寝かせ方だけで起こるわけではありません。お腹の中にいた時の姿勢、生まれる時にかかった力、首まわりの緊張、見たい物がある方向、授乳や抱っこの向きなど、いくつものことが重なってできる場合があります。

赤ちゃんの頭の形が気になる時は、向いている方向だけを見るのではなく、首を反対側へ動かしやすいか、寝返りや手足の動きに左右差がないかを合わせて見ることが大切です

赤ちゃんは、楽に向ける方向を選びます。反対側を向かせようとしてもすぐ元へ戻ってしまう場合は、好き嫌いだけではなく、首や体の使い方に理由が隠れていることもあります。

絶壁と斜頭の違い

後頭部全体が平らに見える状態は、一般的に絶壁と呼ばれることがあります。左右のどちらか一方が平らに見え、耳やおでこの位置に違いを感じる場合は、斜頭と呼ばれることがあります。

頭の形にはもともとの個性もあり、少しの左右差だけで問題があるとは限りません。ただ、月齢が進むにつれて形の違いが目立ってきた、同じ側しか向けない、首を動かしにくそうと感じる場合は、早めに状態を確認しておくと安心です。

向き癖の背景にある体の使い方

赤ちゃんがいつも同じ方向を向く時には、首だけでなく、肩、背中、骨盤、手足の動きも関係していることがあります。赤ちゃんはまだ自分で姿勢を整える力が育ち途中のため、少しの緊張や左右差でも、楽な向きが決まりやすい時期です。

例えば、右ばかり向く赤ちゃんでは、右側の首が短く見えたり、左を向く時に顔を途中で止めたりすることがあります。また、抱っこすると体がいつも同じ方向へ丸まりやすい、片方の手だけよく口に持っていくといった様子が見られることもあります。

もちろん、これだけで病気や発達の問題と決める必要はありません。大切なのは、日ごとに変化があるか、反対側へも少しずつ動かせるようになっているかを、ゆっくり見ていくことです。

首の向きを確認する時の見方

おむつ替えや着替えの時に、赤ちゃんが左右どちらの方向へ顔を向けやすいか見てみてください。右を向くのは得意でも、左を向く時だけ泣く、途中で嫌がる、すぐ右へ戻るという場合は、向きやすさに差があるかもしれません。

無理に首を押して反対側へ向ける必要はありません。赤ちゃんの目線の先にお母さんの顔やおもちゃを置き、自然と気になる方向を向きたくなる環境を作ることから始めてみてください。

手足や寝返りの左右差も見る

頭の形が気になる時には、手足の動きも少し観察してみましょう。両手を同じように動かしているか、うつ伏せで両肘を使えているか、寝返りを左右どちらにも試そうとしているかは、体の使い方を見るヒントになります。

まだ寝返り前の月齢であれば、仰向けで左右に手足を動かしているか、抱っこした時に体が片側だけへ強く反っていないかを見てみてください。

片側だけが少し苦手に見える時でも、毎日の中で反対側を使う機会を無理なく増やすことは、赤ちゃんが体の左右を知る助けになります。

家庭でできる向き癖への工夫

頭の形が気になると、寝ている間に反対側を向かせ続けなければと考える方がいます。しかし、眠っている赤ちゃんを無理に固定したり、うつ伏せで寝かせたりすることは安全面から避ける必要があります。

睡眠中は安全な仰向け寝を基本にして、起きていて大人が見守れる時間に、反対側にも興味が向く工夫を取り入れてみてください。生活の中で自然に左右を使う機会を作ることがポイントです。

  • ベビーベッドや布団の中で、赤ちゃんの頭の位置を日によって入れ替える
  • 声をかける位置やメリー、おもちゃの場所を向きやすい側と反対にする
  • 授乳や抱っこの腕をできる範囲で左右交互にする
  • 起きている時間に、見守りながら短いうつ伏せ遊びを取り入れる
  • 床の上で手足を自由に動かせる時間を作る

うつ伏せ遊びは、首や背中、腕の力を育てながら、後頭部にかかる圧を分散しやすくする時間にもなります。ただし、赤ちゃんが疲れている時や機嫌が悪い時に無理をする必要はありません。

最初はお母さんの胸の上で少しうつ伏せになる、膝の上で体を支えるなど、安心できる姿勢から始めても大丈夫です。短い時間でも、毎日少しずつ続けることが大切です。

月齢ごとに見ておきたいこと

頭の形や向き癖を気にする時期は、首すわりや寝返りなどの発達段階と重なります。月齢によって赤ちゃんができる動きが変わるため、同じ向き癖でも見方を少し変える必要があります。

月齢の目安見ておきたいこと
生後0〜2か月頃左右どちらにも顔を向けられるか、寝る時に同じ側へ偏りすぎていないか
生後3〜4か月頃首の動きが少しずつ増えているか、手足の動きに大きな左右差がないか
生後5〜6か月頃うつ伏せで両腕を使えるか、寝返りを片側だけに極端に偏っていないか
生後7か月以降お座りや移動が増え、頭の同じ場所に圧がかかる時間が減っているか

月齢の目安に当てはまらないからといって、すぐに心配する必要はありません。赤ちゃんの成長は一人ひとり違うため、前の月と比べて少しでも動きが増えているか、向ける方向が広がっているかを見てあげてください。

相談を考えたいサイン

赤ちゃんの頭の形や向き癖には、見守れることも多くあります。ただし、頭の形だけで判断せず、首や体の動きに気になる点が重なる場合には、小児科などで相談することが安心につながります。

いつも同じ側だけを向き、反対側へ顔を向けようとすると強く泣く、首が動かしにくそう、片方の手足をほとんど動かさない、体がいつも同じ方向へ反っているといった場合は、早めに相談してみてください。

頭の形の左右差が大きくなっていると感じる時や、首の動かしにくさ、手足や寝返りの強い左右差が続く時は、自己判断だけで様子を見続けず小児科へ相談することが大切です

頭の形に関する相談では、月齢や形の状態によって確認する内容が変わります。気になる部分を写真に残し、いつ頃から、どの方向を向きやすいかをメモしておくと、相談する時に役立ちます。

赤ちゃんの体全体を見守るために

赤ちゃんの頭の形が気になると、どうしても平らな部分や左右差だけに目が向きやすくなります。でも、頭の形は日々の向き癖や、首、肩、背中、手足の使い方ともつながっています。

向き癖を無理に直そうとするより、赤ちゃんが反対側も見たくなる環境を作り、起きている時に体を自由に動かせる時間を増やすことが大切です。安全な仰向け寝を続けながら、できることから少しずつ取り入れてみてください。

お母さんが一人で頭の形を見続けていると、不安が大きくなってしまうことがあります。向き癖や首・体の使い方が気になる時は、抱っこや授乳の様子も含めて一緒に確認できますので、いつでもお気軽にご相談ください。


院長:高木

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