急性症状の応急処置

捻挫

湘南カイロは1987年に茅ヶ崎で開院しました。私も鎌倉、茅ヶ
崎、で10年以上の患者さんの健康と向き合ってきました。その中
で急性症状の時の対処方でお悩みの方はたくさんいらっしゃいます。

当院に来院される前にあなたの痛みを楽にするためにも自宅で出来
るものを紹介さえていただきます。

急性症状とは・・・

急性症状は「急性腰痛」「ぎっくり腰」「寝違え」「捻挫」など、
突然痛みが出てしまった時の事で、症状に程度はありますが、少し
動かすだけで激しい痛みを伴うものが多くあります。

よくある質問

アイシング

急性症状の患者さん質問される事柄の1つに

「温めた方がいいですか?」

「冷やした方がいいですか?」

という質問がよくあります。 周りの人たちから「温めた方がいい。」
「冷やした方がいい。」と 色々なアドバイス言われてどちらをして
いいか迷ったとおっしゃる 患者さんが多くいます。

急性症状は(ぎっくり腰を含む急に痛くなった場合)迷わず冷やし
て下さい。急性でなくても咳やくしゃみが響く場合はとりあえず冷
やしてください。

なぜかと言うと、例えば急性腰痛の場合、通称ぎっくり腰と言われ
るギクッやボキッと鳴らなくても、腰をかがめた時や、かがんで腰
を伸ばそうとした時、咳やくしゃみで痛くなった急性腰痛は患部に
炎症が起きます。

例えば足首を捻ったら、関節の捻挫とその周囲の筋肉や靱帯が伸び
てしまい、腫れてしまいます。周りの部位よりも温かく感じるもの
が炎症です。炎症したらどうなるでしょう?

足をついたり体重がかかると痛みが増します。

このまま歩いたら炎症が余計出て、足も付けないぐらい益々腫れあ
がりますよ。歯が腫れたことがある方は思い出して下さい。腫れた
時、痛くて腫れた方でものを噛む人はいませんよね。もし、うっか
り噛んでしまったら激痛が走ります。だから腫れた側では噛まずに
反対側で噛みます。

骨盤の関節や腰椎の場合、足首や歯のように腫れがわかりにくい場
所のため、炎症を起こしても気付きにくいのです。

急性で重症の場合は痛めた瞬間に、倒れ込んで動けなくなるので余
り温める方はいないのですが、それ以外の方で、寒い時期だと冷え
て痛くなったと錯覚したり、腰痛は温めた方がいいと言われ、カイ
ロやお風呂で温めてしまうと、次の日の朝、トイレに行けないぐら
い症状が悪化してしまうという事もあります。

軽めの急性腰痛でも炎症が少しでもあるタイプは温めたら、どんど
ん炎症はひどくなり、一晩で悪化してしまいます。痛くなった日よ
り次の日の方が痛みがひどくなった方は、冷やさなかったから炎症
が出てきたタイプか、カイロやお風呂で温めてしまった方です。

お風呂は何故いけないかと言うと、お風呂に入って温まったら腰の
痛みが楽になったような感じがしたので、あたためる為に腰湯のよ
うに20〜30分普段よりも長時間の入浴してしまうケースがあり
ます。

これは温まって楽になった訳ではなく、お湯に浸かっていてる為、
浮力で腰の負担が軽減するので腰痛が楽になるというものです。

長時間温めすぎると寝ている間に炎症がひどくなり朝起きたら動け
なくなってしまう可能性があるので、急性期は長時間の入浴は避け、
シャワーのみにするか、入浴の時間を普段よりも短くする事をオス
スメしています。

急性期にするべき事

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『冷やすようにして下さい』

冷湿布でも氷や保冷剤でのアイシングをして下さい。寒い日でも身
体が強張っていて、腰を屈めたり、腰を伸ばそうとした時に炎症を
出す痛みを出す可能性もあるます。

急性症状でもしも炎症してるかわからなくても、冷湿布やアイシン
グで悪化することはありませんが、もし炎症ある場合で温めてしま
うと炎症が最悪してしまいます。ですので、急性症状の時はとりあ
えず冷やすようにして下さい。

お風呂に入れるくらいの痛みなら、普通に入る分には構いませんが、
入浴後に患部だけは冷湿布やアイシングをしておいて下さい。

炎症の判断方法

痛みのある部分とその周辺、片側に痛みが出ている場合は左右を比
較してみて、痛みのある部位が他の部位に比べて温かいかを触って
比較してみて下さい。もしも痛みのある部位の方が多少なり温かい
と感じた場合は炎症の可能性があるので冷やして下さい。

もう1つは、冷やしてみて気持ちがいいか。

炎症がある時は患部に熱を持っているしまっている為冷やすと気持
ちよく感じます。また、反対に冷えて痛みが出てしまっている時は
冷やした時よりも、ホットタオルやカイロで温めた時の方が気持ち
よく感じます。

まず原則としては1番最初は冷やす。冷やしていてあまり変化がな
かったりしたら気持ちよく感じる方をするという順番です。

また、あくまでこれは応急処置に過ぎず、これだけで症状が治る事
はありません。症状は軽くなったり、一時的に改善する事もありま
すが、症状を出した原因は何も改善していませんので、もちろん再
発は可能性は十分ありますので、再発防止の為に適切な治療を受け
るようにして下さい。

急性期の応急処置後来院された方の声

当院の治療を受けてきた方々に感想をいただいております。

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