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うつ伏せで赤ちゃんが吐く!ヨーグルト状の吐き戻しの原因

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うつ伏せ練習をさせていたら、赤ちゃんが白いヨーグルトのような吐き戻しをした…そんな経験をしてドキッとしたことありませんか。

「これって普通の吐き戻しと違う?」「窒息しない?」「病院に行くべき?」と、その場でスマホを開いて検索した気持ち、とてもよくわかります。今日は赤ちゃんの吐き戻しと体の関係について、できるだけ丁寧にお伝えしたいと思います。

まず結論からお伝えすると、うつ伏せ姿勢で吐き戻しがヨーグルト状になること自体は、多くの場合で自然な生理現象です。授乳直後とは見た目に驚いてしまうのですが、大抵は慌てなくて大丈夫です。

院長:高木

吐き戻しの「見た目」に驚いて焦ってしまうお母さんはとても多いです。白い固まりの正体を知るだけで、気持ちがぐっと楽になりますよ

目次

ヨーグルト状の吐き戻し、その正体とは

赤ちゃんがうつ伏せのときに吐いたものがヨーグルトのようにドロドロしている、白い固まりが混じっている、という状態を目の当たりにすると、思わず「どうしたんだろう」と感じてしまいますよね。でも実は、この「ヨーグルト状」の吐き戻しには、ちゃんとした理由があります。赤ちゃんの胃の仕組みと消化の流れを知ると、驚くほどすっきり納得できます。

母乳やミルクが胃酸と混ざるとヨーグルトになる

母乳やミルクは飲んだ直後はサラサラの液体ですが、胃に入ると胃酸と混ざり始めます。この消化の過程でタンパク質が固まり、ヨーグルトやカッテージチーズのような白いドロドロした状態に変化します。これは消化が正常に進んでいる証拠でもあります。

授乳からある程度時間が経った後に吐いたときほど、このヨーグルト状になりやすい傾向があります。「授乳直後ならサラサラ、時間が経つほどドロドロ」と覚えておくと、見た目に焦らずに済みます。

なぜうつ伏せのときに吐きやすいのか

赤ちゃんの胃は大人と形が異なります。大人の胃が横に広い「J字型」なのに対して、赤ちゃんの胃は縦に細長い「とっくり型」に近い形をしていて、胃の入り口(噴門)を締める括約筋もまだ未発達です。

この構造上の特徴から、赤ちゃんは体勢が変わるだけで胃の内容物が逆流しやすい状態にあります。うつ伏せになることでお腹に圧がかかり、胃の中のものが押し出されるように吐き戻しが起きやすくなります。これは胃や腸の病気ではなく、赤ちゃんの体がまだ発達の途中にあるからこそ起こる自然な現象です

吐いた後に確認すべきこと

吐き戻した後の赤ちゃんの様子を確認してみてください。吐いた後も機嫌よく、呼吸が安定していれば、多くの場合は問題ありません。顔色が悪い、ぐったりしている、呼吸がおかしいと感じたら、すぐに救急に連絡してください。

また吐いた後は少し縦抱きにして、背中を軽くさすってあげましょう。残ったゲップを出すことで、その後の吐き戻しを抑えやすくなります。うつ伏せ練習を再開する場合は、しばらく時間を置いてから行うのがおすすめです。

吐き戻しを減らすために今日からできること

毎回の授乳と寝かしつけで少し意識を変えるだけで、吐き戻しの頻度や量を減らすことができます。特別な道具は何も必要ありません。毎日のお世話の中で無理なく続けられるポイントをお伝えします。

授乳後のゲップをしっかり出す

授乳中に一緒に飲み込んだ空気(ゲップ)が胃の中に残っていると、その空気が出るときにミルクも一緒に押し上げられてしまいます。授乳後は5〜10分ほど縦抱きにして、背中を下から上に向けてやさしくさすりましょう。ゲップが出なくても、縦抱きの姿勢をキープするだけで逆流を防ぐ効果があります。

授乳直後のうつ伏せ練習は避ける

飲んだばかりの状態でうつ伏せにすると、お腹への圧力が直接胃にかかり吐き戻しが起きやすくなります。うつ伏せ練習は授乳から最低でも30分〜1時間ほど間隔を空けてから行うのがおすすめです。赤ちゃんが機嫌よく起きているタイミングを選びましょう。

授乳量を少し調整してみる

一度にたくさん飲ませすぎると、胃に入りきらずに吐き戻しが増えることがあります。特に母乳の場合は飲んだ量が見えにくいですが、授乳時間が長すぎる場合は少し短めに調整してみるのも一つの方法です。

吐き戻しと赤ちゃんの体の発達の関係

吐き戻しは胃の発達が未熟なうちに起こりやすいものですが、実は赤ちゃんの体全体の発達バランスとも深くつながっています。向き癖や体の左右差、筋緊張のアンバランスがある赤ちゃんは、吐き戻しが増えやすい傾向があります。

体の緊張が消化にも影響する

体のある部分に過剰な緊張があると、横隔膜や腹筋の動きが不自然になり、内臓への圧力バランスが崩れやすくなることがあります。向き癖がある赤ちゃんや、常に同じ方向に体が傾いている赤ちゃんは、吐き戻しが多めになるケースも少なくありません。

当院でベビー施術を受けられる方のなかにも、「吐き戻しが気になっていたけれど、施術後から少し減った気がする」とおっしゃるお母さんがいます。体全体のバランスを整えることが、消化や姿勢の安定にもつながると感じています。

うつ伏せ練習と体の発達はセットで考えて

うつ伏せ練習は首すわり・体幹・肩甲骨を育てる大切なステップです。「吐いてしまうから…」といってうつ伏せ練習をやめてしまうのは、発達の機会を減らしてしまうことにもなります。吐き戻しのリスクを正しく理解したうえで、安全に練習を続けることが大切です。

ただし、毎回吐いてしまう・なかなか首が上がらない・体の左右差が気になるという場合は、体のバランスを専門的な視点でチェックしてもらうことをおすすめします。小さいうちほど体は変わりやすく、早めのケアがその後の発達に大きな差をつけます。

吐き戻しで一人で悩まないでください

赤ちゃんのうつ伏せ中の吐き戻しがヨーグルト状になるのは、ほとんどの場合で消化の過程による自然な変化です。見た目に驚いてしまうのは当然のことですが、赤ちゃんが機嫌よくしているなら、まず落ち着いて様子を見てください。

一方で、「なんとなくいつもと違う」「吐き戻しが多すぎる気がする」「体重が心配」といった感覚がある場合は、お母さんとして正しいセンサーが働いているサインでもあります。何かひとつでも気になることがあれば、抱え込まずに相談してほしいと思います。吐き戻しのことも、うつ伏せ練習のことも、赤ちゃんの体のことも、いつでも気軽に声をかけてください。


院長:高木

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