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メニエール病はストレスが原因?疲れをためない工夫

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メニエール病と診断され、「ストレスや疲れに気をつけて」と言われても、何を変えればよいのか迷いますよね。仕事や家事があり、簡単には休めない方もいらっしゃると思います。

今回は、メニエール病とストレスの関係を整理し、寝る前の過ごし方や、首・肩の緊張をゆるめる自宅ケアをご紹介します。

院長:高木

ストレスをなくそうと頑張るより、体を休める時間をつくってみましょう

目次

メニエール病はストレスが原因?

メニエール病は、回転するようなめまいに、耳鳴り、聞こえにくさ、耳の詰まりなどを伴う内耳の病気です。内耳のリンパ液が増える「内リンパ水腫」が関わると考えられていますが、原因は十分には分かっていません。

ストレスや過労、睡眠不足は発作のきっかけとして挙げられますが、ストレスだけで発症するとは限りません。「気にしすぎる性格だから」「気持ちの持ち方が悪いから」と、ご自身を責める必要はありません。

発作への不安で、休まりにくくなることも

めまいを繰り返すと、「また起きるのでは」と気になり、外出や仕事の前に緊張することもあります。横になっても翌日の予定を考え続け、落ち着かない夜もあるでしょう。

不安をすぐに消そうとするより、寝る前に仕事の連絡を見ない、休む時間にはスマホを置くなど、気を張り続ける時間を区切ってみてください。

まずは、疲れがたまりやすい状況を認識する

漠然と「ストレスを減らす」と考えるより、生活のどの場面で疲れや緊張が強くなるかを振り返ってみましょう。

  • 寝る直前まで仕事や家事をしている
  • 布団に入ってからもスマホを見続けている
  • パソコン作業中、肩に力が入っている
  • 休憩中も仕事の連絡やニュースを確認している
  • 調子の良い日に予定を詰め込み、翌日に疲れが残る

例えば、夕方に肩の張りが強くなるなら作業姿勢を、寝る前まで落ち着かないなら夜の予定を見直すなど、負担が大きいところから調整してみてください。

寝る前に、体を休める準備をする

仕事や調べものを終える時間を決める

寝る直前までメールや調べものを続けている方は、切り上げる時間を決めてみましょう。気になる用事は紙に書き、翌日に確認できるようにしておく方法もあります。

その後は照明を少し落とし、静かな音楽を聞くなど、刺激の少ない過ごし方へ切り替えます。メニエール病について検索する時間も、寝る前を避けて日中にまとめてみてください。

眠ろうとして体に力が入っていないか確かめる

布団に入ったら、肩をすくめていないか、手を握りしめていないかを確かめます。力が入っていたら少し緩め、首や肩が楽に感じる位置へ枕を調整してみましょう。

「早く眠らなければ」と時計を何度も確認するより、まずは落ち着いて休める環境を整えてください。

首・肩の緊張をゆるめる自宅ケア

長時間のパソコン作業や、スマホをのぞき込む姿勢は、首・肩への負担になります。耳の症状とは別に、こりや張りが気になる部分もケアしていきましょう。

以下のケアは、めまいが落ち着いているときに行ってください。首・肩のこわばりに対するもので、発作を止める運動ではありません。

肩を軽く上げて、ゆっくり下ろす

背もたれのある椅子に座り、両足を床につけます。肩を軽く持ち上げてから、ゆっくり下ろしてみましょう。息を止めず、数回行う程度から始めてください。

肩を下ろした後は、腕や手にも力が残っていないか確かめます。大きく動かしたり、首を勢いよく回したりする必要はありません。

腕を支えて、肩を休ませる

座っているときに肩が上がりやすい方は、肘掛けやクッションで腕を支えてみてください。肩をすくめずに肘を置ける高さへ調整します。

パソコン作業では、キーボードやマウスを遠くに置きすぎず、腕を大きく伸ばさなくても使える位置へ近づけましょう。文字が小さい場合は表示を拡大し、顔を画面に近づけない工夫も取り入れてください。

楽な姿勢で、静かに息を吐く

椅子や寝具で体を支え、肩の力を抜きます。大きく吸い込もうとせず、普段の呼吸から少しゆっくり息を吐いてみてください。

秒数や回数をそろえる必要はありません。苦しくない範囲で数呼吸続けます。めまいや吐き気が出る場合は中止し、楽な呼吸に戻してください。

首の後ろを心地よい温かさで温める

首のこりが気になるときは、温かいタオルを首の後ろへ軽く当てる方法もあります。熱すぎないことを確かめ、短時間から試してください。

温めたまま眠ったり、強く押しつけたりしないようにしましょう。気分が悪くなる場合はやめ、発作中は行わずに休んでください。

休憩中も、作業からいったん離れる

パソコンからスマホへ持ち替えるだけでは、うつむいた姿勢や画面への集中が続いてしまいます。休憩では画面を置き、背もたれに体を預ける、腕を支えるなど、首・肩を休ませてみましょう。

体調が安定していれば、室内を少し歩くなどして姿勢を変える方法もあります。ふらつくときは立ち上がらず、座ったまま休んでください。

症状が変わったときの注意点

聞こえにくさが急に強まった場合や、いつもと違うめまいが起きた場合は、主治医へ連絡してください。

めまいに加えて、片側の手足に力が入らない、ろれつが回らない、突然の激しい頭痛、物が二重に見えるなどの症状がある場合は、すぐに受診しましょう。

まとめ

メニエール病は、ストレスだけで起こる病気ではありません。だからこそ、ストレスを完全に消そうと頑張るより、疲れをためこまない工夫を、毎日の暮らしに少しずつ取り入れていきましょう。完璧を目指さなくて大丈夫です。

寝る前の作業は早めに切り上げる、休憩中はスマホやパソコンの画面から離れる。そんな小さな休み時間が、発作の不安と付き合う土台になります。

当院では、首や肩のこりだけでなく、姿勢や呼吸、眠りの質、疲れのたまり方まで、体全体のつながりを丁寧に見ていきます。病院での診察や治療を続けたまま、あなたの毎日が楽になる整え方を一緒に探しましょう。

自分に合う休み方がわからないときは、ひとりで抱えず、お気軽にご相談ください。


院長:高木

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